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「おひとりさま」を覚悟するなら貯蓄はいくら必要か

2016年4月6日

老後に備えて貯めておくべき金額とは……

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 こんにちは。ファイナンシャルプランナーの加藤梨里です。

 前回は、働く女性の方からのご相談の一例として、「貯金があってもなぜか不安」という理由とその解決策についてお話しました。(記事はこちら→「貯金好きな女子はなぜか不安 貯まったお金をどうすればいい?」)

 第3回の今回は、「おひとりさま」を覚悟した時に準備したいお金について考えていきたいと思います。

20代にして「おひとりさま」を覚悟したワケ

ファイナンシャルプランナー(CFP認定者) 加藤梨里
保険会社、銀行、FP会社を経て独立開業。家計、保険などお金のセミナー、執筆、相談を行う。働く女性のライフプランと健康にも関心があり、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科特任助教も務める

 春は出会いと別れの季節。読者の皆さんの中にも、この春にさまざまな形で人との別れや、新しい出会いを経験した人もいるのではないでしょうか。

 この季節になると、ある年の春、桜が咲く頃にマネー相談に訪れた27歳のCさんのことを思いだします。Cさんは大手企業の総務として働く、小柄でかわいらしい印象の方でした。

 明るくはきはきとした話しぶりからは、一見さほど深いお悩みを抱えているようには見えませんでした。しかし、本題のご相談内容に話が及ぶと、彼女は急に真剣な顔つきになり、意外な言葉を口にしたのです。

 「この先、私ひとりで生きていくために、どれくらいお金を貯めればいいでしょうか?」

 大手企業に勤め、お給料は手取りで25万円、ひとり暮らしの家賃や生活費を差し引いても月に3万円は貯蓄しているというCさん。仕事に不満もなく、できればこの先も勤めていきたいという彼女。20代にして、なぜそこまで切実に「おひとりさま」を覚悟したのでしょうか。

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