2016年のゴールデンウィーク 海外急上昇旅行先ランキング
2016年のゴールデンウィーク 海外急上昇旅行先ランキング
2016年のゴールデンウィーク 海外人気旅行先ランキング
2016年のゴールデンウィーク 海外人気旅行先ランキング

 オンライン旅行予約サービス「Expedia(エクスペディア)」の日本語サイト「エクスペディアジャパン」は、今年のゴールデンウィーク海外旅行の予約状況を分析した結果を発表した。それによると、引き続きアジアへの関心が高まっており、中でもベトナムのダナンは昨年の約4倍に人気が上昇している。

 昨年と比べ予約が急増した渡航先は、1位が「ダナン(ベトナム)」(前年比389%)、2位が「マカオ」(同200%)、3位が「釜山(韓国)」(同181%)で、以下「高雄(台湾)」(同167%)、「シドニー(オーストラリア)」(同162%)と続いた。

 ダナンは、低予算でビーチリゾートと世界遺産が楽しめる気軽さが人気のポイントになっていると、エクスペディアは分析している。

 マカオは、マカオ航空が昨年11月より成田―マカオ線を毎日運行しているほか、今月には福岡―マカオ線の直行便の運行を開始するなど、アクセスの良さで観光客がさらに増えることが見込まれる。

 今年のゴールデンウィークの渡航先ランキングを見ると、1位は「台北(台湾)」、2位は「バンコク(タイ)」、3位は「ソウル(韓国)」、4位は「オアフ島(米ハワイ州)」となり、上位4都市は昨年と同様で安定の人気を誇っている。

 以下、「香港」「ラスベガス」「シンガポール」「バリ島」「ニューヨーク」「マカオ」と続いた。

 昨年8位から5位に浮上した香港は、日本の各都市で就航・増便が相次ぐなど、盛り上がりを見せている。伸び率で2位だったマカオは昨年の圏外から10位にランクインした。

 ※調査は、4月29日―5月8日の予約旅行日を対象にした1月1日―3月15日までの予約件数を集計。

■関連情報
・ExpediaのWebサイト www.expedia.co.jp/

文/鈴木 英子=ニューズフロント