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定年後の人生約30年 今から考えておくべきこと3つ(4/4)

2017年9月27日

人生100年時代 キャリアを開発するのは「自分」

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シニアライフを自分のペースで働くために

 長寿化というと、皆さんが真っ先に心配されるのが、お金のことかもしれません。高齢単身無職世帯(60歳以上)の1カ月の可処分所得と消費支出の平均を見ると、実収入は約12万円、毎月の不足額は約3万6000円となっています(総務省統計局「家計調査年報」2016年)。

 仮に、65歳まで働き、90歳まで生きるとしましょう。厚生年金に加入している女性の場合、平均受給額は月額約10万2000円(厚生労働省年金局「平成27年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」)ですから、平均的な支出からみると、約5万円程度が赤字となってしまいます。

 これを25年分貯金で補うとすれば、単純計算で1500万円なければ生活が成り立ちません。将来の介護やその他のイレギュラーなお金も必要となるでしょうし、年金の受給額や住宅事情などにより、人によって試算額も大きく変わってきます。このケースで考えると、月5万円超稼げれば、毎月の生活費は黒字に転換できることとなり、少し気持ちも楽になるのではないでしょうか。

 貯金や資産運用はもちろん大切です。しかし、もっと大切なことは、働き続けていくことではないでしょうか。シニアライフを、いかに自分ペースで充実して過ごせるか。そうした(3)長期的なビジョンに立って、働くことを考えていただきたいのです。そのためには、健康であることも大切ですし、支え合える豊かな人間関係を築いておくことも大事になってくるでしょう。

 皆さんは、「健康寿命」という言葉をご存じですか? 健康な日常生活が送れる期間のことを指しますが、厚生労働省によると、2013年で女性が74.21歳、男性が71.19歳。平均寿命とは随分異なります。元気に働けるうちは、無理なく、自分らしく働く。こうしたスタンスでいるほうが、気も楽ですし、理にかなっているのではないでしょうか。

 働くことが苦しい、と思える時期もあるかもしれません。そんなときは、一旦仕事から離れて休養したり、学び直すための時間に充てたりしてもいいと思います。人生は長いのですから、焦らずに、自分が幸せになれる働き方を考えてみることが大切だと思います。

文/佐佐木由美子 写真/PIXTA


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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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