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言葉ひとつで相手の行動が変わる方法―先読み力を磨く

2016年9月2日

仕事が出来る人の「先を読む力」は、喫茶店で身につけられる

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仕事でもプライベートでも、発信力を高めることができれば、やりたいことができる環境が整う時代。せっかくの実力が発信力の弱さで埋もれぬよう、さまざまな実例をあげ、女性らしくしなやかに自己主張ができるようになる手法を、プレゼンノウハウに詳しい池田千恵さんが指南していく連載です。

なぜ、言葉ひとつで売上げが変わるのか?

 以前はカフェなどの待ち時間に仕事を進めるとき、携帯音楽プレーヤーで耳をふさいで集中力を維持するようにしていました。でも最近は、耳をふさがず、周囲の会話や店員さんの言動に耳を傾けることも増えてきました。その理由は、周囲の会話は「伝え方」を学ぶ格好の場だからです。

 先日も、とあるカフェで本を読んでいたときに面白い気付きがありました。レジの近くで読んでいたのですが、店長のお客様への声かけと、アルバイトさんの声かけが明らかに違っていました。

 店長の声かけは、「売れる」声かけ、アルバイトさんの声かけは、普通の声かけだったのです。

店長
「今アイスコーヒーは通常の水出しのものと、期間限定の××アイスコーヒーの2種類ございますが、どちらになさいますか」

アルバイトさん
「水出しのものと××アイスコーヒーのどちらになさいますか」

 店長の声かけでは、ほぼ100%のお客様が期間限定コーヒー(通常よりも高い)を頼みます。それはもう、面白いくらいに。

 しかし、アルバイトさんの声かけでは、違いもよくわからないし、通常のほうが安いし、水出しも普通のアイスコーヒーより特別感があるので通常のものを頼む率が高かったのです。余計なお世話ですが、店長のトークをアルバイトさんにも徹底させたら、もっと売上げがあがるのに!と残念に思いました。

 このように、言葉のちょっとした違いが結果に表れることを考えると、改めて、伝えるって難しいし面白いな、と観じました。

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