スケジュール管理だけでなく、日記や趣味の記録などに手帳を使う人が増えているようです。今年6月にオープンした銀座ロフトで、売れ筋の手帳を伺いました。手帳選びの参考にしてみてください。
ライフログとして手帳を使う人が増加中
創業30年を迎えたロフトが今年6月にオープンさせた「銀座ロフト」。銀座、丸の内、日本橋、有楽町で働く女性がたくさん訪れているといいます。銀座プレスルームの中井めぐみさんに、手帳の売れ筋を教えていただきました。
「ここ数年、『ライフログ』としての手帳の使い方が広まってきています。スケジュール管理だけでなく、日記や家計簿を付けたり、趣味の記録に使ったり。『理想の自分になる』ための人生設計を手助けする手帳も増えていますね」(中井さん)
スマートフォンのアプリではばらばらになってしまう記録が、1冊にまとめられるのも手帳の魅力。それでは、銀座ロフトでの注目手帳をご紹介します。
1.人気の「ほぼ日」 注目は「ビートルズ」デザイン
毎年ロフトで売上の上位を占めているのが「ほぼ日手帳」です。ほぼ日手帳の特徴といえば、文庫本サイズの1日1ページ。たっぷり書き込むことができる上、紙が薄めなので手に取ると思いの外コンパクトです。
種類が豊富なカバーの中でも、特に今年注目を集めているのが、ビートルズの曲やイメージをもとに作られた「THE BEATLES」シリーズ。曲名の「BLACKBIRD」と名付けられたカバーは、触り心地のよい帆布製です。「IN MY LIFE」は、黒いカバーにグレーのりんごがプリントされていて、ビジネスシーンに似合うシックで格好いいカバーです。
※数量限定のため、既に完売している店舗もあります。在庫には限りがありますので、気になる方はお早めにお求めください。
2.「余白」があるから書きやすい
月間ブロックとメモページのみというシンプルな作りで、「余白」にこだわった自由度の高い手帳。余白部分には、スケジュールにまつわる細かなメモや、打ち合わせのテーマなど、何でも気軽にメモしておくことができます。
書き心地を重視した「MD用紙」は、1960年代から改良を続けているミドリのオリジナル手帳専用用紙。万年筆でもにじみや裏写りがしにくく、この紙質にほれ込む人が多いといいます。書き心地を求める人におすすめです。
3.ロングセラーの「ジブン手帳」がビジネス向けに進化
ロフトでロングセラーの「ジブン手帳」シリーズ。大手広告代理店のクリエーターである佐久間英彰氏が監修した「一生つかえる」をコンセプトにした手帳です。マンスリーやバーチカルは方眼ケイになっているので、予定が詰まっていてもきれいに書くことができます。
すっきりとしたデザインでビジネスシーンにぴったりの「ジブン手帳 Biz」シリーズに、今年はさらにコンパクトなサイズが登場。荷物が多くなりがちな人はB6スリムをどうぞ。