伝統的な日本の朝食といえば、ご飯とお味噌汁。でも、「朝から作る時間がない」「だしをとるのが面倒」といった理由で、お味噌汁を飲まない人も多いのでは? 実はお味噌汁は栄養がギュッと詰まった万能食。「飲むべき理由」について、味噌の魅力を伝える「ミソガール」として活動する藤本智子さんに伺いました。

美肌に美白、便秘解消…味噌のうれしいメリット

 現在、「ミソガール」として味噌の普及活動や、「味噌活」の情報紙である「ジャパン味噌プレス」の発行などを手がけている藤本智子さん。

 かつては東京・渋谷のSHIBUYA109のアパレルショップで働いたり、読者モデルを務めたりするなど、今とは違うファッションの世界で仕事をしていたそうです。

 「10年ぐらい前になりますが、当時は自宅でご飯を炊くこともなく、食生活には全く気を使っていませんでした。そのためか、原因不明の肌荒れやアトピーの再発に悩まされるように。人に見られる仕事だったので、本当にショックを受けました」と振り返る藤本さん。

 藤本さんはこのとき健康に向き合う大切さを認識し、解決策をいろいろ探したそうです。「ストレスから心身ともにボロボロになっていたときに出合ったのが、味噌だったんです」(藤本さん)

ミソガール 藤本智子さん
1985年生まれ、横浜市在住。アパレル販売員、読者モデル、ファッション雑貨店マネージャーを経て、2011年ミソガールとして「365日味噌活宣言」をし、味噌の普及啓蒙活動を開始。2012年「みそソムリエ」取得。2014年「ジャパン味噌プレス」を創刊(現在月刊5万部)。2015年「ミラノ国際博覧会日本館サポーター」、「朱鷺米応援大使2015」(佐渡市)に就任。イベント・メディア出演などさまざまな方法で、日本の伝統食文化である「味噌」を伝えている

 藤本さんいわく、味噌の歴史は古く、飛鳥時代の頃から「なめ味噌」として食べられていました。鎌倉時代には現在のようにお味噌汁として飲まれるようになり、長きにわたって日本人の健康を支えてきました。

 「肌荒れを治そうとしているときに広島大学名誉教授の渡邊敦光先生にお目にかかったのですが、『味噌汁には美肌・美白効果がありますよ』とすすめられたんです。そこから、味噌の素晴らしさに目覚め、味噌の普及啓蒙を行う『ミソガール』としても活動するようになりました」と現在の活動のきっかけについて藤本さんは語ります。

ミソガールに加入したばかりという野口愛美さん(24歳)。お気に入りのお味噌汁の具材は「あおさ」と「トマト」

 藤本さんは、7年ほど前から毎日お味噌汁を飲むようになったほか、食生活に積極的に味噌を取り入れるようになってから、「目に見えて体調が良くなった」のだそうです。

 「肌荒れが治っただけではなく、肌の色がワントーン明るくなり、キメも細かくなりました。便秘もしませんし、平熱が高くなって冷え性も改善しました。免疫力が上がったのか、風邪やインフルエンザにもかからず。家族全員がノロウイルスに倒れているときでも、私だけ感染しなかったこともあります」(藤本さん)

 同席していたミソガール・野口愛美さんも、「肌荒れと食生活の乱れを改善したいという思いから、『味噌活』を始めました」と口をそろえます。