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あなたも「ジャイ子系女子」? 一芸に秀でた努力の女(5/7)

2017年7月18日

ジャイ子流サバイブのススメ

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カッコいいジャイ子に学ぶこと

 私は「ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代」を刊行後、男女たくさんの読者から「実はしずかよりジャイ子のほうが好きだった」「ジャイ子、最高」「ジャイ子、超カッコいい」という感想をもらいました。

 容姿のビハインドや他人からの誹謗(ひぼう)中傷に負けない、真っすぐで強い心。傷つくことを恐れないチャレンジ精神。あふれる向上心と、たゆまぬ努力。ジャイ子からは学ぶことだらけです。

 ここで大事なのは、ジャイ子は決して最初から天才だったわけではないということです。彼女は血のにじむような努力によって、才能を開花させました。

 実は、「ドラえもん」の全キャラクター中、連載を追うごとにキャラクターが精神的に成長していったのは、ジャイ子だけです。のび太は時々カッコいいことを言いますが、次の回でダメ男に戻ってしまいますし、ドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずかにも、成長描写はありません。

 ジャイ子は、「いじめっ子の妹」というマイナス属性や、しずかより明らかに劣る容姿という、自分の努力ではどうにもならない理不尽な境遇から出発したにもかかわらず、自助努力によって運命を切り開いた、立志伝中の人です。

 余談ですが、トヨタ自動車の実写版ドラえもんのCMでは、ジャイ子役を元AKB48の前田敦子さんが演じました。前田さんはとても魅力的ですが、「持って生まれた絶世の美女」というわけではありません。彼女は、「普通の女の子が血のにじむような努力を重ねた結果、後に国民的人気を得るアイドルグループで『不動のセンター』を務めた」カリスマ的存在です。なんとなく、ジャイ子の本質と重なる気がしませんか?

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Profile
稲田豊史
稲田豊史(いなだ・とよし)
編集者・ライター。キネマ旬報社を経て2013年にフリーランス。単著に「セーラームーン世代の社会論」、「ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代」がある。映画関連のコラム・レビューを多数執筆するほか、雑誌「サイゾー」誌上で「オトメゴコロ乱読修行」を連載中。
【WEB】http://inadatoyoshi.com
【Twitter】@Yutaka_Kasuga
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