30代男性4人に集まってもらい、独身男子座談会を緊急開催。普段なかなか聞くことのない、独身男性の「結婚観」。 パートナーに求める要素などを語ってもらった第1回と、恋愛観や結婚観についてガチな本音を聞いた第2回に続き、今回は「家事分担や子育てについて」どう考えるのかを聞きました。

【男性座談会】
◆第1回 男性本音座談会 僕たちが結婚したい「いい人」の条件
◆第2回 30代男性「結婚に焦りはない、自分から告白しない」
◆第3回 僕たちの理想の結婚生活 意外に「お金の管理法」重視【今回はここ】

ちなみに【女性編】はこちら
◆第1回 女性本音座談会 私たちが結婚相手に求める条件はコレ
◆第2回 私たちはなぜ、あの時「結婚しなかった」のか

【座談会参加者プロフィール】
Aさん=37歳、コンサル。母は専業主婦。3人兄姉の末っ子。福岡出身。
Bさん=37歳、自営業。母はシングルマザー。3人兄弟の長男。東京出身。
Cさん=37歳、広告代理店。母は父の仕事をサポート。4人兄姉の次男。東京出身。
Dさん=31歳、イベント制作会社。両親は共働き。4人兄姉の末っ子。福島出身。

妻が稼ぐ人なら、家事は率先してやりたい

――今回は、結婚後の生活に関する価値観を伺いたいと思います。皆さん、結婚後は共働きがいいですか?

Dさん 共働きがいいです。

Cさん どちらかを選べと言われたら、共働きがいいですね。

Bさん 僕も共働き派ですが、パートナーには自分の仕事に誇りを持っていてほしいですね。どんな仕事であっても、それに対するプロ意識を持っていてほしいな、と。

Aさん 僕も一緒で、相手のことを尊敬していたいので、やりがいを持って働いてほしいと思ってます。尊敬できるかどうかって、結婚する上では大事なポイントなので。

――「仕事や働くことが好きでいてほしい」というのは、皆さん共通なんですね。ただ、共働きの場合、夫婦間で問題になるのは「家事分担」だと思います。知らず知らずのうちに、女性のほうに負担がかかってしまう状況が多いようなのですが、家事はきちんと分担しようと思いますか?

Aさん 「自分のほうがやっているんじゃないか?」と思い始めると、それが不満になると思うので、完全に半々で分担するとか……。もちろんお互いにフォローし合おうとは思いますけど、自分のほうが負担が多かったら、少しモヤモヤしますかね。やっぱり、損得で考えてしまう部分はあります。

奥さんのほうが稼いでいたら僕が家事をやらなきゃ…って思う イラスト/PIXTA
奥さんのほうが稼いでいたら僕が家事をやらなきゃ…って思う イラスト/PIXTA

Cさん 批判を覚悟の上ですごくハッキリ言うと、相手(妻)のほうが稼いでいれば、「自分が家事をやらなきゃな」って、なると思います。

Aさん それ、言っちゃダメだと思って言わなかったけど……

Bさん 言ってくれて、すごい助かりました(笑)。

Dさん 男の中には、そういう気持ちが多少ありますよね(笑)。

――なるほど。本音を言っていただけて、参考になりました(笑)。

Bさん だから彼女のほうが稼いでいたら……

Aさん 家事、やります(笑)。

Cさん 実際、以前付き合っていた彼女で、僕の倍くらい稼いでる女性がいて。その人と付き合っている時には、毎日料理してましたよ。「ご飯できたよっ!」って言って(笑)。

Bさん それか、例えば毎月家計に入れる金額の割合が「夫6:妻4」なら、家事分担の割合はその逆の「夫4:妻6」にするとか。家事代行サービスを利用するのもアリだと思います。

Dさん 稼いでいる者同士だったら、そういう選択肢もありますね。

Cさん そこはお互いの価値観のすり合わせが必要ですよね。