健康的な生活を送るために欠かせない野菜。できることなら毎日何種類も食べたいものですが、値段の高騰でなかなか手が出なかったり、野菜メニューがマンネリ化したり……。そこで、昨年の野菜消費を振り返りながら、スーパーや通信販売を使って、「お手軽&お手ごろ」に野菜を購入する方法がないか、アンケート調査で消費者の皆さんに聞いてみました。
(タキイ種苗調べ、調査期間:2017年11月17日(金)~11月20日(月)、対象:男女310人)
消費量トップは3年連続「たまねぎ」
スーパーマーケットには、季節を問わずさまざまな野菜が並んでいます。皆さんは普段、どんな食材を買っていますか? まずアンケートでは、2017年に食べる機会の多かった野菜について聞いてみました。
<2017年に食べる機会が多かった野菜トップ5>(複数回答、n=310)
1位 たまねぎ…62.9%
2位 キャベツ…58.7%
3位 トマト…53.5%
4位 大根…51.9%
5位 にんじん…51.3%
1位は「たまねぎ」(62.9%)、2位は「キャベツ」(58.7%)。3年連続で1・2位を独占する結果となりました。いずれも、炒め物から汁物、煮物など、利用場面の多い野菜です。その他、上位の野菜に2016年から大きな変化は見られませんでしたが、「トマト」(53.5%)は4位から3位に、「大根」(51.9%)は6位から4位にランクアップしています。
また、食べる機会が多かった野菜25位まで幅を広げて男女別に集計すると、多くの野菜について、女性のほうが食べていると回答している割合が多かったことが分かりました。
例えば、「たまねぎ」で見ると、女性は70.3%がよく食べたと答えたのに対し、男性は55.5%でした。「にんじん」も男女で開きがあり、61.3%の女性がよく食べたと回答した一方で、男性は41.3%でした。女性のほうが、日々の食事に野菜をより積極的に取り入れていると予測できます。
「枝豆」だけは例外で、男性(25.8%)、女性(20.0%)と男女が逆転する結果に。おつまみの定番である「枝豆」は男性に好まれているようです。