仕事でもプライベートでも手放せないスマートフォン。忙しい中でも時間を上手に活用して働く女性たちは、どんなアプリを使っているのでしょうか。「働くママ」であり、「朝活」の第一人者でもある朝6時代表取締役の池田千恵さんに、スマホとの付き合い方と、愛用しているアプリを伺いました。
「GoodReader」を利用してスマホを持ち運べる「書斎」にする
──池田さんは128GBのiPhone7を使っているそうですね。普段のお仕事では、スマホをどのように活用し、どんなアプリを利用していますか?
移動中や外出中のメールチェックはすべてスマホですね。情報収集やFacebook、Instagramへの投稿も、ほぼスマホを使っています。
仕事で5年以上愛用しているのは、「GoodReader」というPDF閲覧アプリ。仕事で送られてきたPDFを、そのままダウンロードして開けるので便利です。
私はプレゼンテーションに関するコンサルティングも行っているので、パワーポイントの作成に関する資料も「GoodReader」の中に入れています。Kindle化されていない書籍は、必要な部分を自分でスキャンしてPDF化しておき、出先でパワーポイントのデザインを調べたいときなどに活用しています。
──必要な参考書籍がいつでも閲覧できる仕組みですね。
はい。ちょっと調べものをしたいときなどに、辞書のように使っています。スマホ自体を自分の書斎にできるところが魅力ですね。
ただ、スマホに入れているものは一部です。すべての資料を入れてしまうと逆に探しづらくなるので、外出中に使うものだけをスマホに入れ、それ以外の資料はiPadの「GoodReader」内に保管しています。
プッシュ型のアプリで情報を自動収集
──使う資料だけを厳選してスマホで持ち歩けば、見たいときにすぐに利用できて便利ですね。その他にはどんなアプリを使用していますか?
気になるブログやサイトをチェックするときには、「Feedly」というRSSリーダー(WEBサイトの更新・新着情報を配信する)アプリを利用しています。
通常、ブログやサイトを見る場合には、それぞれのページにアクセスする必要がありますが、「Feedly」に登録しておけば気になるサイトの最新情報や更新情報をまとめてチェックすることができます。
自分で検索をかける「プル型」の情報収集だと、「せっかく見に行ったのに更新されていなかった……」という時間のロスが発生したり、検索するのを忘れてしまうこともありますよね。「Feedly」のような「プッシュ型」のツールを使うことで、情報収集の手段を一本化して自動的に情報を取得する仕組みがつくれます。
また、検索にハマってしまい、際限のないネットサーフィンに移行することもないので、自分の時間を大切にするという意味でも、役に立つアプリだと思います。