写真投稿アプリ「Instagram(インスタグラム)」にすてきな写真を投稿できるようになりたい――そんな皆さんに、知っているようで知らないワザをお伝えする連載「あこがれインスタグラム入門」。今回は、写真を撮る際の「視点」についてのお話です。これをきちんと押さえておくと、写真の印象がガラリと変わりますよ。
この連載も第6回を迎え、皆さんもだいぶインスタグラマーに近づいてきたのではないでしょうか? (近づいてきたと願っております!)
今回のテーマは、「視点」。
数センチだけ、視点をずらすこと。普段見ている視点とは違う角度で対象物を見ることで、普通の写真がインスタ映えする写真に大変身するんです。
では、どのような視点から撮ればいいのか? 今回は、「視点ずらしテク」を学んでいきましょう。ちょっとコツは必要ですが、覚えてしまえば効果絶大です!
「ピント」を合わせる大切さ
近年巻き起こっているヴィンテージブームで、あえてピントがボケている写真を撮影している人がいます。でも、それはかなりの上級者テク。まずは基礎である、ピントを合わせることから始めましょう。
iPhoneで写真を撮影する際に、画面をタップすると四角い枠と、その隣に太陽のようなマークが出てくると思います。
これはピントを合わせる際に必要なカメラの機能。画面をタップして、フォーカスする(焦点を絞る)という作業は、写真を撮影する際に非常に大切な工程となります。
ピントを合わせて写したい物を明確にした写真と、しなかった写真を見比べてみると、フォーカスの大切さが分かります。例えば、ケーキを主テーマとしたいとき、ケーキにピントが合っていないと残念な結果に。
最近のスマートフォンのカメラは非常に性能が良く、自動的にピントを合わせてくれるオートフォーカス機能が働きます。通常はとても便利なのですが、場合によっては、ピントを合わせたくない所、自分が意図しない所に「勝手に」合わせてくれてしまうことも。
本当に写したい物がぼやけてしまう事象を防ぐために、ピントをどこに合わせるのか、自分で操作することもときには大切です。