業務を効率よくこなすなら、整理整頓は不可欠。でも、勢い余って必要な書類まで捨ててしまった……なんてことも、時には起こり得ます。そんな「捨て過ぎ」を防ぐには、どうすればよいのでしょうか? やる子と一緒に、すずまり姉さんに教えてもらいましょう。
大切なメモを間違えて捨てた! それ、回収されたら一巻の終わりです
暑さもすっかり和らぎ、過ごしやすい日々が続くこの頃。会議室でのプレゼンを終えたすずまり姉さんは、上機嫌でオフィスへと戻ってきました。
すずまり姉さん 「は~、最近は涼しくていいわね。夏はプレゼンに熱が入ると、汗がどんどん出てきちゃうから……」
そう言ってふと周囲を見回すと、必死で探し物をするやる子を発見。その姿が視界に入った瞬間、カツカツカツ! と足音を響かせながら、彼女の元へと向かいます。
すずまり姉さん 「やる子、さてはまたやらかしておるな……。ちょいと、何を探しているのかね?」
やる子 「あっ、すずまり姉さん! 実は私、電話番号を書いたメモをなくしちゃったみたいで……。もう30分くらい探しているんです」
すずまり姉さん 「なんと! ……それ、私の推理によると、ゴミ箱に入っているわよ」
やる子 「いやいや、まさか~。……って、ホントにあった! なんで? すずまり姉さん、見てました?」
すずまり姉さん 「ふふふん。あ~たがやらかしそうなことなら、すべてこのすずまりがお見通しよ」
やる子 「こ、怖いっす……。でも、なんで捨てちゃったんだろ。ゴミ回収されてたら、取り返し付かなかったなあ」
すずまり姉さん 「そういうポカも、ちょっとした習慣を身に付ければ回避できるわよ」
やる子 「おお、出ましたね、すずまりメソッド。早速、教えてください!」