キレイもキャリアもハッピーも手に入れる! 自分らしく輝く、すべてのワーキングウーマンのための総合イベント「WOMAN EXPO」。今度は7月30日、大阪(ハービスHALL)で開催します! 「WOMAN EXPO OSAKA 2016」では、第一線で活躍中の女性たちによる講演やセッションが盛りだくさん。未経験で新規参入し、アパレル業界に新風をもたらした、今注目の「Kay me」代表兼リードデザイナーの毛見純子さんも登壇します。長い仕事人生の中で20代、30代をどのように過ごし、夢をつかめばよいのか。自身の経験をふまえて働く女性のみなさんにメッセージを贈ります。きっとあなたらしいキャリアを歩むヒントが見つかるはず! 大好評だった毛見さんのキャリアインタビューを改めてお届けします。

原点は「自分がパリス・ヒルトンならどうしたいか?」という妄想

 ぱっと目をひくプリント柄に、女性らしさを引き立てるエレガントなライン。「kay me(ケイミー)」は働く多忙な女性を応援する、華やかで機能的な日本製ジャージードレスのブランドだ。仕事を通して世の中に自分なりの価値を発揮し、たくさんの人を幸せにしたい――。ずっと温めてきた熱い思いを未知のアパレル分野で形にしたのは、代表の毛見純子さん。

 「kay me」が誕生したのは2011年。ビジネスシーンにふさわしいデザインでありながら、長時間着ていても疲れない着心地、さらに自宅で手洗いできる利便性を兼ね備えたジャージードレスは働く女性たちから大きな支持を得ている。だが、ブランド立ち上げを決めた当時、毛見さんにとってアパレル業界はまったくの専門外だった。

 「社会人になったばかりの頃を振り返っても、自分がアパレルの仕事をするなんて想像もしていませんでした。ただ、当時の友人や同僚には『ああ、やっぱり始めたんだ』って言われて、驚きました。私はよく『自分がパリス・ヒルトンだったら何をしたいか』というたとえ話をするんですが、お金の心配もなんの制約もない状態だったら洋服がやりたいって、お酒を飲んでいるときなどによく言っていたらしいんです

 無意識のうちに抱いていた洋服への思いには、毛見さんの生い立ちが影響している。

ロールモデルは、顧客のために責任を持って手を尽くしてきた祖母

 祖父母が呉服屋を営んでいて、衣類を扱うことが身近にあった。幼い毛見さんの目に焼き付いていたものが二つある。反物に描かれた花鳥風月の美しい柄や色合いと、もう一つが働く祖母の後ろ姿。難しい注文や納期などにも決してノーと言わず、顧客のために責任を持って手を尽くす姿が、生き生きと楽しそうに見えた。

 「どんな問題も突破していけば最後にお客様に喜んでもらえて、また店に来てもらえる。それがすごく価値のあることに思えました。他人に対して一切不平不満を言わない人だったので、やりたいことを全力でやれば、人生がポジティブなものになっていく気がしていました。今思うと一つの尊敬するロールモデルでしたね」

 自分も祖母のように前向きに働きたい、たくさんの責任を負える人になりたいとずっと思っていたという毛見さん。大学4年生になって就職活動をする時点で、早くも「30歳で自分の会社を立ち上げる」という目標を見据える。そのためにまずは売る力を身につけようと、ベネッセコーポレーションに就職。学校に模擬試験などを販売する営業職に就いた。

 「単に『試験を売る』だけではなく、保護者のことや地域の大学のことなど、学校関係の方から持ちかけられるさまざまな相談ごとを一緒になって解決していったりもしました。入社1年目から担当エリアを任されて、達成すべき売り上げのプレッシャーも大きかったし、怒られることやトラブルもあった。でも、誠意を尽くしてお客様の役に立てたら、次につながっていく。正しいことをすれば道は開けるし、正しくないことをしてそのままにしてしまえば逆回転するっていうことを毎日肌身で感じていたので、すごくエキサイティングでした」

大阪で開催の WOMAN EXPO 2016で毛見さんの話が聞ける!


「あきらめないで自分らしいキャリアをつかむ方法」


●日時:7月30日(土)15:00~15:45
●場所:ハービスHALL(大阪・梅田)
◆詳細・お申込みはこちら
http://woman-expo.com/osaka/session/session-detail?m=1&eid=15
◆詳細はこちらから ⇒ http://woman-expo.com/