日本では平均初婚年齢がどんどん上昇し、最新のデータでは妻29.0歳、夫30.7歳になっています。では、10代、20代の若い世代は、結婚についてどう考えているのでしょうか。全国の16~29歳の男女699名のアンケートによると、意外な結果が明らかになりました。
(求人情報サイト「モッピージョブ」調べ、調査期間:2017年1月30日~2月13日、対象:全国16~29歳の男女699名)

「結婚したいと思う」人は50%を超えている!

 「将来、結婚したいと思いますか?」という質問に対して、「16~18歳」「19~24歳」「25~29歳」にわけて結果を示したのが下のグラフです。

 どの世代も結婚「したい」「どちらかといえばしたい」を合わせると50%を超えており、結婚を肯定する意見が過半数を占めました。ただし、16~18歳では「したい」「どちらかといえばしたい」人が66%にのぼる一方で、「特にしたくない」「絶対にしたくない」人が33%となり、二極化していることが分かります。

10代は結婚によるアレを懸念…でも実際は「安心」「幸福」

 続いて、「結婚に対して持っているイメージ」を聞きました。

 16~18歳では多い順に「幸福」「安定」「忍耐」で、他の年代に比べて「束縛」が多い傾向が見られました。19~24歳のトップ3は「安定」「安心」「幸福」、25~29歳でも「安心」「安定」「幸福」のように、プラスのイメージが並んでいます。

 回答者のうち「25~29歳の既婚者」に限定すると、「安定」「安心」「幸福」が多く、「束縛」はわずか2%でした。実際に結婚した人にとって、結婚には「忍耐」と「妥協」が多少必要なものの、総じて幸せなイメージを持っているようです。