職場ハラスメントのリアルな実態をアンケートで大調査! 今まさに悩みながら奮闘中という人、過去に戦った経験がある人など、職場では話せない具体的な事例も含めて、読者の皆さんの貴重な体験談をご紹介します。

【調査概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2018年1月4日(木)~1月31日(水)
◎有効回答者数:533人

職場のハラスメント 約7割が経験あり

 働き方改革や職場環境の多様化、女性の活躍推進など、さまざまな社会変化によって「ハラスメント」も細分化が進んでいるといわれています。実際に、働く女性たちの周りにはどんなハラスメントが潜んでいるのでしょうか。

あなたは職場でハラスメントを受けたことがありますか?
受けたことが「ある」と答えた人の、ハラスメントの種類

セクシュアルハラスメント(セクハラ)34%
パワーハラスメント(パワハラ)19%
モラルハラスメント(モラハラ)12%
マリッジハラスメント(マリハラ)5%
パーソナルハラスメント(パーハラ)4%
マタニティーハラスメント(マタハラ)4%
ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)3%
アルコールハラスメント(アルハラ)2%
テクノロジーハラスメント(テクハラ)1%
その他16%

 アンケート結果の数字だけを見れば、働く女性の10人中7人は、何かしらのハラスメントを職場で経験しているということになります。上司と部下、男性と女性などの分かりやすいケースだけでなく、女性の働き方が多様化しつつあることで、同僚の女性同士や、部下からのハラスメント事例も寄せられました。各ハラスメントを代表的な10タイプに分けて見ていきましょう。

【タイプ1】セクシュアルハラスメント(セクハラ)

 主には男性から女性に行われる性的な嫌がらせのこと。職場のハラスメントの中でも非常に多く、アンケートでも全体の34%を占めていました。

それ、セクハラかも?  (C) PIXTA

上司がマウスの上から手を握ってきて、そのままの状態で操作されました。その時は若かったのでどうしてよいか分からず、とりあえずその場はそのまま何もできませんでした。(38歳、学術研究・技術サービス、研究開発)

新しく赴任してきた専務からLINEの交換や自宅に招待されるなどの行為を受けました。指摘すると怒る人なので、それとなく断るようにしています。上司や先輩にも相談済みで、スクショを取るなど証拠集めも欠かしません。(26歳、企業支援)

酒を飲むと豹変(ひょうへん)する上司に体の関係を迫られ、路上でキスを無理やりされたこと。会社へ訴えれば問題になりますが、その上司は仕事ができる人だったので事を荒立てることを避けてしまいました。(25歳、製造、営業)

取引先の会食で2次会に向かう途中、「熟女スナック」の看板を指さして「ここで働けるよ!」と言われたこと。冗談でも笑えません。その場は聞こえないふりをして無視しました。(44歳、商社)