近年、日本ではがん、とりわけ乳がん罹患(りかん)率が上昇しており、著名人が自らのがんを告白することも増えて、がん検診への注目が高まっています。女性の皆さんは、将来への備えやがんについてどのような意識を持ち、どんな行動をしているのでしょうか。女性1000人を対象にした調査から、意識と実態のギャップが浮き彫りになりました。

【調査概要】
auのほけん調べ
◎調査対象:全国の30~59歳の女性(ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員が母集団)
◎有効回答数:1000件(30代333人、40代334人、50代333人)
◎調査期間:2017年11月15日~19日

がん、とりわけ乳がんの罹患率が上がっていることを意識しましょう (C) PIXTA

「がんに罹患する日本人は約2人に1人」を知っている人は1割強

 日本人が生涯でがんに罹患する確率は女性46%、男性62%で、約2人に1人が罹患しています。がんに罹患する日本人は何人に1人くらいと思うか聞いたところ、「2人に1人」と回答した割合は13.2%にとどまっていました。86.8%もの人が、現実の罹患率よりも低いと勘違いしていることが明らかとなりました。

「2人に1人」と認識しているのは2割にも満たない

 次に、がんが2人に1人の罹患率であることの認知が進んでいない中、人々が将来の備えとしてどんなことをしているのかを調査しました。

将来の備えに「健康診断の定期受診」

 将来への備えとして実際に行っていることを聞いたところ、トップは「健康診断の定期受診」(50.5%)で、「医療保険」(41.2%)、「健康的な生活習慣」(35.1%)が続きました。

 健康診断の定期受診の割合は年代が上がるほど高く、30代では定期的に受診していない人が6割に上りました。「女性特有の病気やがんなどの病気に対する知識」がある人は全体の25.3%で、7割以上の人は知識が十分でないようです。

将来への備えで行っていることは「健康診断の定期受診」以外は半数未満