あなたの家に、非常食はありますか? 起きてほしくないけれど、災害はいつ起こるかわかりません。万が一のときのために、備えをしておくことは大切です。災害食・非常食の知っておきたい選び方のコツを、アレルギーや安全な食に関するサイト「クミタス」を主催する石川麻由さんに聞きました。

◆コツ1◆まず試食を

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 「非常食」というと、賞味期限の長いものを、といった観点で選んで、とにかくストックする、という人が多いのですが、見落としがちなのが「味」。まずは、自分の口に合うか、においや風味が気にならないかを確かめることをお薦めします。万が一の時、少しでも美味しいと感じるものを食べられるようにするのは、大切なことだと思います。

 “温めずに食べられます”と表記されていても、油分が分離して固まってしまっていて、実際には温めないと食べにくかったりするものもありますし、塩分が濃過ぎて主食や水を多く必要とするものや、調理に大量の水が必要になるものもあります。

 非常食・災害食は主食になるものが多いのですが、おかゆやパンだけでは消化が良いため腹持ちが悪く、すぐに空腹感を感じることにもなりますので、どの組み合わせでどの程度空腹感を感じないでいられるかを確認しておけると、1日の食事分の目安を考えられます。

 また、実際に食べる際に、開封に手間がかかる、はさみ等がないと中身を取り出せない、皿など容器が必要になる商品もあります。試食することで、その商品を食べるに当たって何を一緒に用意しておく必要があるかを確認できます。

 では、非常食はどのように選べばいいでしょうか。