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なぜ人はネットであることないこと書くのか(3/5)

2012年1月27日

香山リカさん:「食べログ」やらせ事件で噴出した、ネット「他者不信」。「高評価=やらせ」か。

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ネットで「猜疑派」が増えるワケ

 たとえば、ものごとを100%全部信じたイノセントな意見をネットに書き込むより、「あの発言の背景には○○がある」などと書き込むほうが、「自分は事情通」な空気をネットの他のユーザーに発信できる。いわば自尊心を満足させる。そういう面があるだろう。

 また、掲示板やツイッターなど短文でしかも短時間に議論する場合、負けそうになるとか自分がよく知らない問題に関しては「あれは利権だろ○○の」と根拠レスの思いつきを書いておけば、「オレは無知」などと自尊心を傷つけることなくその場をやり過ごすことができる。

 こうした経験が積み重なると、自然と猜疑型ネット人格に遷移していくのではないか。

 そこに実際この「食べログ」のようなやらせ事件が起こるわけだから、「それ見たことか」とさらに猜疑心が強化されるわけだ。

 現実に事件が起きているのだからそういう反応もたしかに当然かもしれない。しかし他人の書き込み一般に猜疑的な目を向けるのは、いささか過剰防衛としていい。

 それは自分が書き込むときを考えてみれば明らかなはず。食べログだろうと掲示板だろうとブログだろうと、自分がネットに書き込む内容の、ほとんどはなんの「やらせ」もない感想だったり意見表明だったりするはず。そこに「利権」だの「カネ」が絡むことはないはずだ。

 そしてそれは他人の発言でも同様。それが現実だ。一部の悪質業者を見ただけで「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」では情けない。

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