2012年の新規就職内定者のうち半数以上は、就職活動を「苦しかった」と振り返る。また4割以上が就職活動によって「学業」に支障が出たと感じているが、それ以上に「アルバイト」への支障が大きかったという。
日本労働組合総連合会が2012年4月以降に初めて就職する予定の17歳から29歳の男女1000人を対象にアンケートを実施したところ、就職活動が「楽だった」と答えた割合は49.3%、「苦しかった」は50.7%だった。新卒大学生に限って見た場合、「苦しかった」は57.6%に上昇する。
就職活動が学生生活に及ぼした影響について聞いてみると、「学業(基礎教養あるいは専門的知識・技術を身に付けること)」に支障が出たという回答者は46.4%。「学費や生活費のためのアルバイト」に支障が出たという回答者は53.9%だった。
内定した勤務先が第一志望だった人は62.4%で、6割以上が希望する就職先での採用が決まっている。しかし新卒大学生では第1志望だったとする割合は54.9%と最も低く、新卒高校生の70.5%を大きく下回った。
就職して働く目的は「お金を得るため」(95.8%)がトップ。次いで「自己実現や自己の成長のため」(85.9%)、「生きがいを見つけるため」(76.3%)と続いた。働く上で重視することは「職場の人間関係」(93.8%)、「仕事のやりがい」(91.2%)、「会社の安定感」(90.9%)、「給与」(90.5%)が上位に挙がった。「育児休暇の取りやすさ」は男性が59.1%であるのに対し、女性は80.3%が重視している。
■関連情報
・日本労働組合総連合会のWebサイト www.jtuc-rengo.or.jp/
取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント




