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効果的な節電、しなくていい節電【テレビ】

2011年6月20日

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 節電は大切ですが、行き過ぎるとストレスの元にも。そこで、少しでもストレスを減らしながら、しっかり節電できる方法を集めました。節電の夏を上手に乗り切るヒントを見つけてください。4回シリーズの第3回は「テレビ」です。

◆第1回「エアコン」編は ⇒ こちら
◆第2回「照明」編は ⇒ こちら

ショップでは省エネタイプの薄型テレビへの買い替えが盛ん。

 まずクイズです。次の事項は正しいでしょうか? 間違いでしょうか?

Q1◆テレビの節電に一番有効なのは、コンセントを抜くことである
Q2◆テレビの画面の明るさや音量は、消費電力とはほとんど関係がない
Q3◆テレビの前から離れると、自動的に消費電力が半分になる機能を備えた商品がある

(答えは記事の最後に)

 リビングでの節電で注目したいのが、テレビやレコーダーなどの録画機です。これらAV機器は使用していないときでも電力を消費する待機電力がかかっています。

 待機電力とは、テレビならリモコンのボタンを入れるとすぐに番組を表示したり、レコーダーの操作がすぐにできたりするなど、ストレス無く使えるように電力を使ってスタンバイしている状態です。

 「日本エネルギー経済研究所」が2011年4月に発表した「夏期における家庭の節電対策と消費電力抑制効果について」によると、テレビ・ビデオ機器の節電方法として「コンセントを抜いて待機電力を削減すると、東京電力管内で38万kwの節電」ができる、という試算が載っています。テレビや新聞などの節電記事でも同様の表記を目にします。

ビックカメラ有楽町店の薄型テレビ売り場には省エネを説明するポップが充実していた。

 しかし、本当にAV機器はコンセントから抜いてしまわないと節電ができないのでしょうか?

 実はAV機器の待機電力は、ここ3~5年で大幅に削減されています。

 例えばソニーの「BRAVIA」シリーズKDL-46HX820は46インチの大画面モデルですが、待機電力は0.15wしかありません。「BRAVIAの本体にある主電源スイッチを切れば、コンセントを抜かなくても待機電力を限りなくゼロにできます。最近の製品はわかりやすい場所に主電源スイッチを配置するなどデザインでも工夫しています」(ソニー広報)とのこと。

 レコーダーではパナソニック「デイーガ」シリーズが細かな節電設定ができ、時刻表示を消せば待機電力を0.05W(時刻表示点灯時約0.3W)まで下げられます(BZT900/BZT800/BZT700)。

 日本エネルギー経済研究所に「コンセントを抜いて待機電力を削減すると38万kwの節電になる」という試算の根拠について問い合わせたところ、テレビ・レコーダーともに待機電力1Wで試算している」とのことでした。

 コンセントを抜くことでの節電効果はもちろんありますが、次のようなケースもあります。ハードディスクを搭載しているレコーダーに関して言えば、コンセントを抜けば留守録ができませんし、うっかり録画中にコンセントを抜けば、HDDが破損して、録画している番組の全てを失うことになります。AV機器の待機電力の節電はむやみにコンセントを抜くのではなく、テレビなら主電源スイッチを活用したり、レコーダーなら設定を見直して節電する方が現実的ではないかと思います。

REGZA 42Z2。省エネ設定が2種類用意されている。

 テレビについては、効果的な節電方法があります。テレビは薄型テレビ、ブラウン管テレビを問わず、画面を明るくし、音声を大きくするほどに消費電力が増します。そこで、設定を「省エネモード」に変更すると節電ができると言われています。例えば東芝REGZAシリーズには省エネ設定が2種類用意されています。42型の「REGZA 42Z2」の場合、標準時に比べて設定により20%ダウン(減1)、40%ダウン(減2)といった節電ができます。

テレビの輝度を暗くすれば節電になる。薄型テレビは購入時に最も電力を消費する「鮮やか」になっている場合が多いので、これを「標準」や「おまかせ」にするだけでグッと節電に。

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