立ったときにひざが外側に開くO脚や、ひざ同士がくっついてこすれるX脚、

どちらも脚の「ゆがみ」が原因です。

ひざ関節は上下から挟まれることによって、骨盤や足首のゆがみの影響を受けやすい場所。

でも、脚にかかっている過剰な力を減らす「美脚ストレッチ」を行えば、

脚のラインをすっきりきれいに整えることができるんです。

 女性に多い、O脚やX脚などの脚のゆがみ。首都大学東京健康福祉学部の竹井仁教授は、「幼いころからぺたんこ座りを続けてきた人がX脚になりやすいように、O脚やX脚の多くは、日常の姿勢や体の動かし方の癖によって作られる」という。

 ひざ関節は、骨盤にくっついている「股関節」と足首の「足関節」に挟まれた位置にある。だから、「骨盤の前傾・後傾、足首のゆがみなど、上下の関節のゆがみの調整役をするひざ関節にはひずみが生じやすい。ゆがみを正すには、ひざにかかっている間違ったベクトルの修正が必要」と竹井教授。

 O脚は、脚に外向きのゆがみがあらわれた状態で、X脚は反対に、内向きのゆがみがあらわれた状態。脚にかかっている力はまったく逆方向となるから、それぞれのゆがみに合った対策をすることがポイントになる。一見してO脚、X脚とわかる人もいるが「X脚の人でも立ち姿勢になるとぴんとひざを伸ばしてO脚っぽく見えたり、反対にO脚のゆがみがあるのにひざをくっつけて立つことによってX脚っぽく見える人もいる」(竹井教授)。

 自分の脚の骨や筋肉の状態を正しく知るために、まずは2種類のチェックを行おう。「チェック1」ではひざが外側、内側どちらに動くかでO脚・X脚を診断する。さらに「チェック2」で片脚に力をかけたときにひざが内・外側に動くようだと「ひざ関節がつぶれて変形が始まっているサイン。放置すると中年期以降にひざが痛む変形性膝関節症(へんけいしつかんせつしょう)に進行する危険性が高い。ひざの痛みや違和感を感じたら、早めに整形外科に受診を」(竹井教授)。

 どちらのタイプかがわかったら、次回のストレッチへ!