マッサージには、女性にうれしい効果がいっぱい!お腹や脚を細くしたり、血行を上げて凝りや冷えを改善
します。そのうえ、顔や肌を若々しくし、気持ちも穏やかにしてくれます。数々の効果が出る理由を専門家
に聞きました。これで、今日からマッサージを習慣にしたくなるはず。
体の末端に向かって
やさしくマッサージ

体の中心に向かって
強めにマッサージ
「マッサージとは、もともとフランス語。圧(お)す、こねる、さするという意味の3語から生まれた言葉です」と、筑波大学大学院教授の白木仁さん。その語源通り、手で皮膚を押したり、もんだり、さすったりするのがマッサージ。実は、このマッサージには驚くほど多くの効果がある。
「最も大きな効果は、血行を上げること。その結果、疲労物質を除去したり、凝りの症状を和らげる。体の深部温度を上げることもわかっている」(白木さん)。凝り対策や疲労回復のために行っている人が多いのはそのためだろう(下の棒グラフ)。
マッサージで血行が上がるのは、NO(一酸化窒素)という血管を広げる物質が出るため。この物質は血管の内側で作られるが、さらに皮膚表層でも生じるとわかってきた。「なでる、さするといった刺激を皮膚が受けると、皮膚表層の表皮細胞がNOを放出し、毛細血管を拡張させる」と、資生堂リサーチセンターの傳田光洋さんは話す。
マッサージをすると、老廃物や水分、余分な脂肪を流すリンパの流れも良くなる。そのため、「太りにくくする効果も期待できる」と広田内科クリニック院長の廣田彰男さんはいう。体の“巡り”が良くなるため、組織や一つ一つの細胞が活性化するのだ。
最新!マッサージの5大効果
マッサージの多くの健康効果は大きく分けて五つ。マッサージは自分の体の状態を把握するのにも役立つ。
資生堂リサーチセンター
主幹研究員
京都大学工学博士。カリフォルニア大学サンフランシスコ校研究員を経て、2002年から現職。著書に『皮膚は考える』『第三の脳』。「ツボが効く仕組みも表皮細胞の機能に関わっているのではと推測しています」。
筑波大学大学院
人間総合科学研究科
スポーツ医学専攻 教授
筑波大学大学院体育学修士修了。柔道整復師。数多くのアスリートのコンディショニングサポートを行う。著書に『すぐにできるスポーツマッサージ』など。「マッサージはカゼを引いたときは避けて」。
スタイリング/椎野糸子 ヘア&メイク/依田陽子 モデル/susy
「詳しくは本誌へ」





