ケース1◆3年後にキャリアカウンセラーとして独立したい

人材・企画
シングル・ひとり暮らし
年収/700万円 財蓄/350万円
競合他社と闘える
自分だけの強みを見つけて

大手人材会社に勤務し、3年後を目標にキャリアカウンセラーとしての独立を考えているY・Tさん。自分なりに情報収集はしているが、まだ具体的な事業計画には至っていない
水津 今はまず現状分析を。事業計画はその後でいいでしょう。カウンセラーは自分自身が「会社の顔」になる仕事ですから、他社にないセールスポイントを明確にしておく必要があります。一度、自分の内面を棚卸しするつもりで、個性や長所、スキル、経験、能力などを書き出してみるといいですよ。
Y・T 大企業から中小企業まで、業種を問わず様々な人材紹介のケースに対応してきたので、そこが強みといえるかもしれません。
水津 そういった経験を掘り下げていって、「この分野ならYさんに」と言われるような、抜きんでた強みを見つけましょう。利益やクライアント開拓に関する不安も、セールスポイントが明確になっていればおのずと解決できますよ。
Y・T そこから具体的なビジネスプランに落とし込むにはどうすればいいですか?
水津 ビジネスプランの基本である「4W2H」=「いつ・どこで・何を・誰に・どうやって・いくらで」を念頭に置いて、商品になりそうなサービスを企画書にまとめてみましょう。大切なのは、その企画を市場の調査データや業界の動向に照らし合わせてみること。客観的な裏付けが取れれば、起業に対する自信もつきます。人に見せてアドバイスをもらうと、アイデアが浮かびやすいですよ。難しく考えず、遊び感覚でシミュレーションしてみて。
Y・T プライベート面では、出産などで仕事が中断してしまうのでは?という不安があります。
水津 ライフイベントによって、働き方も変化します。結婚・出産後は副業程度の収入でいいのか、しっかり稼ぎたいのか。自分の「ありたい姿」を描いておくことも、ワーク・ライフ・バランス実現のためには必要ですよ
最後に・・・
水津さんから
コンサルティングという形のないものを扱うからこそ、サービス内容を分かりやすく明確化する必要があります。自分の持つ経営資源を掘り下げて、他社にない魅力的なサービスを生み出せるといいですね。起業の目標時期まではまだ時間があるので、企画書を作って周囲の助言を得るなどして、徐々に内容をブラッシュアップしていくといいでしょう。
読者Y・Tさんから
個人事業主として独立する場合、自分自身をブランディングしていかなければならない、というお話にはっとさせられました。頭では自分の強みや弱みを理解していても、人に伝えられるほど整理できてはいないので、まずはそこから始めたいと思います。事業計画の根幹となる目標収益額などもあいまいなので、徐々に具体化していきたいですね。




