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好きを仕事に!私たちの起業ストーリー 1

2009年10月13日

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野菜への探究心とマーケティングが決め手に

20代の経験が実を結んだ「自分の店」
オーナーパティシエ
柿沢安耶さん
イヌイ&パティスリー ポタジエ オーナー
 
独立までのヒストリー

 野菜を素材にしたスイーツが話題の野菜専門スイーツ店「パティスリー ポタジエ」。プチトマト+ショートケーキ、長ネギ+チーズケーキなど、オリジナリティあふれる商品を求めて、06年4月のオープン以来、一日300~800人もの人が訪れる。オーナーパティシエ・柿沢安耶さんは「きちんと育てられた野菜は甘みがあって、実はスイーツの素材としても優秀なんです。そんな野菜のおいしさを見直してもらうきっかけになればと考えました」と、狙いを語る。

 柿沢さんは大学時代に料理研究家の下でフランス料理を学んだ後、卒業後は製菓会社や青山で人気のカフェに勤務。飲食業のノウハウを学びながら、「いつか自分の店を持ちたい」と起業の夢を膨らませていた。

 実行に移したのは、結婚後の26歳のとき。それまでに貯めた500万円と親からの援助で、夫の実家のある栃木で、オーガニックレストランを開いた。

 そこで作ったデザートの小松菜ケーキが大好評になり、「これは東京でも売れる」と直感。東京が地元の柿沢さんは、休みになると都内で人気のレストランやカフェに視察に行き、内装やメニュー、客足などを観察しながら、独自にマーケティングを重ねた。

起業DATA

形態/株式会社
事業/「パティスリー ポタジエ」にて野菜スイーツを販売
所在地/東京都目黒区上目黒 電話/03-6279-7753
HP/www.potager.co.jp
設立/03年2月
資本金/1000万円(自分と夫の貯蓄からそれぞれ500万円)
開業資金/1200万円 準備期間/1年3カ月
従業員数/16人 月商/2000万円
家族形態/夫と二人暮らし
起業に際し利用した情報/起業の仕方に関する書籍を数冊購入

安心できる素材と商店街の物件を選択

 夫婦合わせて1000万円の貯金を元手に、3年後に「ポタジエ」をオープン。スイーツの激戦区ではなく、あえて中目黒の商店街にある落ち着いた場所を選んだ。野菜は栃木時代からの付き合いがある有機野菜の農家から取り寄せ、小麦は安全な国産のものを使うことに。

 安心でおいしい野菜のスイーツは狙い通り注目を集め、オープン当初から雑誌やテレビで取り上げられるように。夫婦の戦略が身を結んだ2号店は、現在では従業員16人を抱え、月商2000万円を売り上げるまでに成長した。

「今後は野菜の魅力だけでなく、食の大切さを伝えていく仕事をしていきたいですね」

 
手前はビーツという色鮮やかな野菜とレモンを使ったタルト、中央は長ネギとミルクジャムを閉じ込めたベイクドチーズケーキ、奥はさつまいもと紫いもを使ったミルクゼリー(商品はいずれも本誌掲載時のものです)
一日のスケジュールをCHECK!
 

 

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