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時間は本当に平等なの? 「時間密度」を意識しよう

2015年9月4日

ひとり時間の使い方の「理想」と「現実」とは?

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こんにちは。Before 9(ビフォア・ナイン)プロジェクト主宰/CONECTA代表、池田千恵です。「ひとり力の作り方」で提唱する「ひとり力」とは、「自分の頭と心を定期的に棚卸し、客観的に見つめて軌道修正していく力」のこと。独身、既婚、家族と同居、ひとり暮らし、子育て中…。どんな状況にあっても精神的、物理的に「ひとり」の時間を作ることはできます。「ひとり力」をつけることで、ほっとしたり、リフレッシュしたり、リラックスしたり、将来のことを楽しく想像したり、今までの振り返りをしたりできるようになれば、慌ただしい毎日も、心穏やかに過ごせるようになります。本来のあなたを、あなた自身の手に取り戻すひとつの手段が「ひとり力」をつけることです。第23回の今回は時間は意識により伸び縮みする。「時間密度」を意識しようというテーマでお伝えします。

時間は主観で大きく伸び縮みする?

 誰にも平等に与えられているもの。それは「時間」だとよく言われます。でも、時間は本当に平等なのでしょうか?

 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうし、会社に行ったのにあまり仕事がなくて退屈なときは1時間でも3時間に感じてしまうこと、ありますよね。休日前の夜、明日はあれもこれもしよう! と思っていたのに、気付いたらぼーっとしたまま終わってしまい、夜になって焦った、なんていうことはありませんか? あっという間に過ぎ去ってしまうと感じたり、進むのがとても遅く感じたりしますよね。

 あらためて「本当に時間は平等なの?」と聞かれると、あれ? と思うことは多いと思います。もちろん、客観的事実として平等だとは言えるかもしれません。でも、考えようによっては、時間ほど主観で大きく伸び縮みするものはありません

 だからこそ、一瞬一瞬、ぼーっとしているとあっという間に通り過ぎていく時間を意識的に捉えて、密度濃く生きたいものです。「おはよう!」と元気に目覚め、「あーいい一日だった。おやすみなさい!」とベッドに入る。そんなふうに、ぎゅぎゅっと、達成感と充実感を得ることができるようになれたら、時間密度の濃い人生になると思いませんか?

 では、どうしたら時間密度の濃い人生を送れるのでしょうか。ひとつの方法として、

自分が理想とする時間の使い方

実際の時間の使い方

の両方を「見える化」するというものがあります。手法としては、次の図のような「時間管理時計」に、理想の時間と現実の時間を記入してみることをおすすめします。

「理想の時間」→「現実の時間」の順に記入するのがポイント

 この時計を書くときのポイントは、まず「理想の時間」から書くことです。現実の時間の使い方を書いたあとに理想を書くと、心理的にどうしても「まあ、私にできるのはこんなものか」と妥協した時間の使い方を書いてしまいます。「理想」と思っているものが実は「妥協」の産物だった! なんて、寂しいですよね。

 例えば朝15時に会社を退社してあとは自由な時間がほしい、など、一見ぶっとんでいる理想の時間でもいいのです。自分がまず、どのような時間の使い方をしたいのかを改めて見直してみましょう。その後現実との差を見つめて、調整したり工夫したりすればいいだけの話です。

 現実の時間を書くときのポイントは、なるべく具体的に書くことです。例えばプライベートの事なら、ざっくりと「ネット」ではなく「SNS閲覧 30分」「ブログ投稿 40分」といったように書きます。仕事なら「仕事」と書くだけではなくて、「朝のメールチェック 20分」「定例会議 30分」といったように書きます。

 具体的に書こうとすると、きっと「あれ? この時間何やってたんだっけ?」というように、思い出せないものがあります。それを見つけたらしめたもの。思い出せない時間は、そもそもあまり重要でない時間の可能性が高いので、圧縮したりムダを減らしたりできる可能性があるのです。

 まずはこのような図を使って時間を分析するところから始めましょう。

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Profile
池田千恵
池田千恵(いけだ ちえ)
Before 9(ビフォア・ナイン)プロジェクト主宰/ CONECTA代表。
図を活用した思考整理/情報発信/時間管理/目標達成手法を著書や講演、企業研修などで伝えるかたわら、朝9時までの時間を有効活用するための早朝セミナー「Before 9プロジェクト」を2008年より開催。ベストセラーとなった『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)は、朝4時に起きる「ヨジラー」急増のきっかけとなる。『「ひとり時間」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)、『朝活手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など時間管理に関する著書多数。 http://ikedachie.com/
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