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食のトレンド発掘隊

2015年の食はじめ! トレンドおせち大集合(2/2)

2014年11月6日

アベノミクス効果!? 60万円の超高額おせちから“アナ雪”まで

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 次はビックリ! 新感覚の温かいおせち。一般的に、おせち料理といえば、「ハレの日の祝い料理」であるとともに「主婦を家事から解放する保存食」でもあり、冷たいことが前提。そんな常識を覆す発想で生まれたのが、石川県金沢市でレストランや洋菓子工房、ウエディングなどを展開するぶどうの木の「蒸(じょう)のおせち」だ。漢字のとおり、蒸して食べるスタイルで、檜(ヒノキ)のせいろに入っているため、蒸すことでやさしい木の香りが立ち上る。

ぶどうの木の「蒸のおせち」(3万9960円税込)。4人前、全28品。冷製と温製の2段重なので、蒸し時間は気軽につまめる冷製ピンチョスをどうぞ。繰り返し使える専用ステンレス蒸し器付き。販売目標は3500台。
立ち上る湯気とすがすがしい檜(ヒノキ)の香りも魅力。これが効果的に立ち込めるよう、ステンレス蒸し器の蒸気穴も検討を重ね、最終的に5つの蒸気穴を設けた形で完成したそう。

 同社商品企画室の池田薫さんに開発のきっかけを聞くと、「最近ではおせち離れも進み、なかには“せっかくみんなが集まる機会だから温かいものを食べたい”といって鍋を食べるという声も。そこで、おせち料理の文化を尊重しながら、現代の食生活にあった新しい正月料理を提案できないかと考えるようになり新おせちの開発が始まりました」とのこと。

 ただ、いざ開発を始めると試行錯誤の連続だったそうで、「同じ蒸し時間で、すべての食材がちょうどよく蒸しあがるように、それぞれにあらかじめ下処理をしておくことが求められました。点火から沸騰、ちょうどよく蒸しあがる時間は何分なのか……。根気よくひとつひとつの素材について吟味し、十数回の試作のうえ、今の形に完成しました」と池田さん。ちなみに今回のおせち開発で得られたノウハウを活かして、金沢市内にせいろで蒸した料理を提供する新しいレストランを11月下旬にオープンすることも決まっているそうだ。おせちはウェブサイトにて12月25日(木)まで受け付けている。

 続いては女子会にもぴったりのシャンパンに合うおせち! ポジティブドリームパーソンズからは、シャンパンとセットになった「KANDOU NIPPON おせち with ヴーヴ クリコ」が登場。マスタードで味をつけた数の子や、メープルシロップでコクと香りを出した伊達巻など、伝統的な食材をモダンにアレンジ。三の重には、フォアグラやキャビア、バゲットなどおせちとしては斬新なメニューが盛り込まれ、新しいスタイルのおせちを提案している。

「KANDOU NIPPON おせち with ヴーヴ クリコ ハーフボトル」(2万5000円送料・税込、4名様用)。オマール海老の黄金焼き“テルミドール”や、国産牛のローストビーフなど、お正月にふさわしい華やかなメニューも!

 同社では昨年から販売しているシャンパン付きの洋風アレンジおせちが好評。今年は昨年のアンケートをもとに一部のメニューを再考し、昨年以上に和と洋のバランスを重視したそうだ。メニュー開発したシェフの大谷直哉さんいわく、「おせちという圧倒的に和のイメージが強い伝統料理に対して、和を裏切らないバランスのよい洋風のスタイルに仕上げることにこだわりました」とのこと。ターゲットは20代後半~30代の流行への感度が高い男女。年末年始、友人同士で集まってのホームパーティにもよさそう! 予約は専用ホームページなどで12月25日(木)まで受け付けている(※数量限定なのでなくなり次第終了)。

 最後は国産食材100%の寄付つきおせち! 大丸松坂屋百貨店では、「TABLE FOR TWO」に協賛し、百貨店のおせちとしては初めて、寄付つきおせちを販売。1商品の販売につき売上の1%が TABLE FOR TWOを通じて寄付され、開発途上国の子どもたちの学校給食支援に役立てられる仕組みだ。

「ご当地料理を盛り込んだ伝統おせち×TABLE FOR TWO」(2万7000円税込、4人用)。北海道の氷頭なます、東北のいちご煮、関東のごまめ、中国のままかり酢漬け……など全国各地のご当地料理と、定番のおせちメニューを組み合わせた彩り豊かな三段重。

 もともと大丸松坂屋百貨店ではCSR活動の一環として、TABLE FOR TWO(※従業員食堂や店舗でTFTメニューをご注文いただいたお客様にアフリカのこどもたちの給食1食に相当する20円の寄付のご協力を呼びかける活動)に取り組んでおり、「おせち料理」としても協力・参画したいと商品を開発。いまだ継続している東日本大震災以降の“絆”消費により、売上増となっているおせち料理の絆の輪を少しでも世界に広めることが出来たら、という思いもあるという。

 おせちは、TABLE FOR TWOの“FOR TWO(フォー・トゥー)”にかけて 42 種類の食材を使用。「おせち料理とは言え、食材を100%国産にこだわったものは当社でも展開しておらず、今回はかなりハードルの高い企画でした。従業員販売対象商品としても、全店で拡販に努めます」と本社営業本部の吉本洋之さんは話す。販売目標は3500セット。ターゲットはおもに50~70才代だというが、寄付やボランティアへの意識が高い若い人にも注目されそうだ。予約は大丸・松坂屋各店およびインターネットの大丸松坂屋オンラインショッピングにて。

 2015年の食はじめ、みなさんは誰とどんなおせちを食べたいですか?

取材・文=GreenCreate

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