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肌老化の原因は“間違いだらけの朝洗顔”

2014年4月9日

この春からの新習慣「朝の泡洗顔をやめてみる!」

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 突然ですが、皆さんに質問です。今朝、あなたはどんな洗顔をしましたか?

(1)汚れをしっかり取るためにたっぷりの泡を立てて洗った

(2)汚れをしっかり取るために、ゴシゴシと念入りに洗った

(3)泡を肌に残さないように、熱めのお湯ですすいだ

(4)顔についた水気をとるために、タオルでしっかりこすった

 上記の一つでも当てはまった方は……

 お肌をビシビシと傷めつけています!!

 申し遅れました。私は、“愛と情熱のデルマトロジスト”、六本木アオハルクリニック院長の小柳衣吏子(こやなぎえりこ)です。「ウェルエイジング(前向きで充実した年齢の重ね方)」をテーマに、365日24時間、タイムリーに実践したい美容のセルフケアを発信しています。連載3回目の今回からいよいよ、「実践編」のノウハウをお伝えしていきます。まずは

 「老けたくなかったら、顔の洗い過ぎはやめましょう!」

 冒頭のチェックで、「え? どうして?! きちんと洗顔するのは美容の基本でしょう?!」と戸惑った方は多いかもしれませんね。

 もちろん、肌を清潔に保つことは大事です。でも、必要以上に洗い過ぎると、肌はかえってダメージを受けてしまうのです。

 私? はっきり申し上げますが、私自身は、朝は決して泡洗顔をしません。

 洗顔は夜の1回のみ。朝は洗顔料を使わず、水でパシャパシャと簡単に洗い流すだけです。

 そもそも、夜にきちんと洗顔していれば、朝に肌についている汚れはたかがしれています。目ヤニなど、身だしなみとして最低限の汚れさえ除去すれば十分です。

 むしろ、朝起きたばかりの肌は、睡眠中に皮膚から分泌された天然オイル=皮脂で薄く覆われ、pHも弱酸性の理想的な状態なんです。このバランスをわざわざ崩すのはちょっともったいない。それに、朝の泡洗顔を省けば、時間短縮にもなりますしね(笑)。

 いきなり、朝は洗顔するな! なんて、びっくりしました?

 でも、そのくらい、洗いすぎには気を付けなければならないのがお肌なんです。

 では、改めて、いかに過剰な洗顔があなたのお肌にダメージを与えるかをご説明しましょう。

過剰な洗顔は肌のキメを奪う!

 過剰な洗顔によって、まず、肌表面にある「角層」が取れ過ぎてしまって、肌内部の水分・油分を保持する力が弱まってしまいます。角層は「アカ」としてはがれ落ちる一歩手前の細胞で、肌表面に何層にも重なって一定期間留まることで、肌を外部刺激から守る重要な働きを持っています。洗い過ぎによって角層をどんどんはがしてしまうと、大事なバリア機能が弱まってしまい、乾燥や吹き出物などトラブルの原因になるのです。

 見た目にも大いに影響があります。角層の乱れは、肌の「キメ」の配列が乱れる要因の一つだからです。「キメ」とは、医学的には「皮丘と皮溝」と言われ、肌を拡大すると見える線と線が混じり合ったような溝のこと。健康な肌は細かい三角形のキメが無数に並び、まるで布の「キルティング加工」のように、しっかりと肌表面を覆っています。ところが角層が乱れると、キメがどんどん薄くなり、しまいにはツルンとなくなってしまいます。

 当院で、洗顔をやり過ぎている女性、適度な洗顔をしている女性(どちらも20代)のキメを比較した画像がありますので、ご覧ください。

■ 頬の肌理(キメ)比較画像
洗顔をやりすぎていない(20代)
洗顔をやりすぎている(20代)

 いかがですか? キメの状態の差は歴然ですね。

 一見、右側の「キメがない肌」のほうがツルンとしてきれいに見えるかもしれませんが、実際の見た目は、カサカサでくすみやたるみが目立つ“老け肌”です。

 左側のように「キメが整った肌」は、細かい溝によって光が乱反射することで、実際には陶器のように美しい肌として映ります。光の乱反射効果によって、少々の色ムラも目立たなくなります。赤ちゃんの肌を拡大して見ると、キメがびっしりと密にあるんですよ。

 その点、キメがない肌は小さなニキビや毛穴が目立ち、年齢以上に老けた印象になってしまうのです。恐ろしい!

 キメは年齢によって自然と減っていくものですが、洗い過ぎによってそのスピードを速めてしまうリスクを知っておきましょう。

 では、「適度な洗顔」とはどういうものか、もう少し詳しくご説明しましょう。

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Profile
小柳衣吏子
小栁衣吏子(こやなぎ・えりこ)
アオハルクリニック院長
1972年福岡県生まれ。98年、順天堂大学医学部卒業後、同大学病院勤務などを経て、2011年よりアオハルクリニック院長。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会専門医。 アオハルクリニックHP:http://www.aohalclinic.jp/ ブログ:http://ameblo.jp/aohal-koyanagi/
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