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片付けるためには「整理しない」のがコツ

2011年10月13日

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 はじめまして。今回から連載を担当させていただくことになりました「ライフハック心理学」の佐々木正悟です。よろしくお願いします。

 第1回の本題に入る前に、少しだけ、連載を始めるに当たっての方向性をお伝えしたいと思います。

 連載全体を通して、ベースにあるのは、

「ちょっとしたことで生活や人生が変わるのに、意外とそれができない人は多い」

 ということです。ちょっとしたことが習慣として続けば、目に見える変化を実感することは確実です。では、どうやって「ちょっとした習慣」をつくっていくか。これが、お伝えしたい一貫したテーマです。

 それでは、なぜ「ちょっとしたこと」が難しいのでしょう?

 その背景にある「心理」は

「面倒くさい」

 なのです。どういうことかというと……。

 実は「面倒」という意識は、考えていた段階から進んでいくとだんだん大きくなり、いざ物事を実行する段になると、ピーク近くに達するという性質があります。心理的なメカニズムも説明できますが、複雑になるのでおいおいこの連載で述べていきます。

 さて、習慣をつくるにはなんと言っても「記録」が大事です。記録さえつけられれば、それだけで習慣をつくることは可能といっても過言ではありません。

 しかしほとんどの人は記録というものをつけたがりません。なぜなら、記録をつけてもあまり意味がないような気がしてしまうからです。

 コロコロ話が飛んで恐縮ですが、背景を少しご説明します。私たちは新しいものに刺激を受ける心理的な性質を持っています。専門的には「新奇性刺激」といいます。ほとんど同じ価値なら、あるいは少し価値が落ちても古いものより新しいものの方がステキに見えてしまうというのは、心理的なからくりのせいなのです。

 古いものより新しいものがいいなら、既知の記憶より未知なる体験の方を求めるに決まっています。記録というのは当然ながら経験の記録なので、面白くないものに思えてしまうのです。

 記録をとりたくないという心理と、実行する段になると面倒くさくなる心理。この2つの心理を克服すれば、かなりのことが簡単になります。難しいことのようですが、そんなことはないのです。記録をとるのも面倒くさいのも、心がムリヤリそう思わせているだけであり、本当は大したことではないのですから。

 連載全体を通じて、そんなことをお伝えできればと思っています。

 前置きが長くなってしまいました。本題に入りましょう。第1回のテーマは「モノの整理」です。

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Profile
佐々木正悟
佐々木正悟
心理学ジャーナリスト。「ハック」ブームの仕掛け人の一人。専門は認知心理学。1973年・北海道生まれ。ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程で学ぶ。
ブログ「ライフハック心理学」主宰
Twitterはこちら
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