どうしたら記者さんが来てくれるだろうか?

読売エージェンシー
銀座 マロニエゲート広報事務局
天秤座/A型
プランタンがオープンしてちょうど5年目の入社でした。当時はまだ、きちんとした広報の仕組みができていなかったんです。基本的に受け身の広報で、記者の方から何かたずねられたらお答えするといった感じ。私は人とお話をするのが大好きなので、記者さんとのおしゃべりを何とか増やせないかと知恵を絞りました。そのためには1人でも多くの記者さんに来ていただかなきゃならない。考えた末にたどり着いた答えが、教えてもらうことでした。
一度来店されたマスコミの方を再度お呼びするためには、こちらから何か情報を提供しなければなりません。だからといって一方的でもダメ。相手が何らかの関心を持っているテーマじゃないと足を運んでいただけない。だったら何に興味があるのか、教えてもらえばいいじゃないって。
といっていきなり「あなたは、どんな情報を求めていますか?」なんて聴くのはうまくない。相手がファッション関係のメディアの方なら「いつもファッションの取材をされているんですか」ぐらいからはじめて、「ほかにどんなことに興味をお持ちですか」といった流れを考えました。
流れの自然な会話だと話が途切れませんよね。その中で「こんな情報が欲しくて困っているんだ」なんて打ち明けてもらったりしたら、やった!って感じ。その方に次、来ていただくためのネタをしっかり準備して連絡するわけです。
話し方教室での気づきで新しいステージに
広報の仕事ではメディアの方と一対一で話すこともあれば、大勢の人を前に何か発表するケースもあります。これが大の苦手でした。人前に立つと緊張して、ことばが出なくなったり噛んじゃったり。何とかしなきゃと思って、話し方教室に通いました。第一子ができて産休をいただいたときで、子供を連れて受講しました。
話をする前の準備、その大切さを学んだことが、私にとっては大きな転機となりました。相手が何人であろうと誰かに話をする前には、あらかじめ何を話したいのかをきちんとまとめておく。簡単なメモでいいから事前にひと手間かけることで、相手が一人の時はもちろん、たくさんの場合でもより伝わる話をできるんです。念入りに準備して話す内容を120%頭にたたき込むことができれば、とても落ち着いてしゃべれます。
話す内容をまとめることは、自己分析にもつながりますね。普段何気なく流れの中でこなしている仕事を一度、誰かにプレゼンするつもりで紙に書き出してみてください。きっと発見がありますよ。



