顔まわりの髪を下ろして一つ結びにする

 2つめのコツは、顔まわりの髪を下ろして一つ結びにすることです。顔まわりの髪をたくさん取ってしまうと太い毛束になって重たい質感になり、やぼったく見えたり、清潔感からかけ離れてしまうので注意をしましょう。

 顔まわりの髪を巻きすぎても古くさい質感になってしまいます。ゆるゆるっとした大きめのカールを意識して巻けば、いまっぽく可愛く仕上がりますよ。

少し下で一つ結び。毛束をゴムに巻き付けてゴムを隠そう

 3つめのコツは、耳下の延長線あたり、少し下の方で一つ結びにして毛束をゴムに巻き付けることでゴムを隠します。こうすることで、バランスがよくなるので可愛くまとめることができます。

 このとき、ゴムが見えてしまうのは無粋。毛束をゴムを隠すように巻き付けてピンで留めると、ナチュラルな可愛さがアップします!

トップを指でつまんで束感を意識してボリュームを出そう

 最後のポイントは、前から見たときにトップにボリュームがあること。そうすることでバランスがよく見えます。ペッタンコでは可愛く仕上がらないので気をつけて!

 ボリュームの出し方は、トップを指でつまんで束感を意識して少しずつ引き出すこと。出し過ぎると不自然でアンバランスになるので、“少しずつ”を意識してくださいね。

 どうでしたか? 4つのポイントさえおさえれば、短時間で可愛いヘアアレンジができます。忙しいこれからの時期、ヘアスタイルに悩んだら簡単な一つ結びにチャレンジ! 是非参考にしてみてくださいね。

こちらの記事は2015年11月16日付けのairly記事をもとに再構成しました



ご協力いただいた美容師さん
尾形 拳
尾形 拳さん(LUPIAS)
青山の人気サロンでトップスタイリストとしてさまざまな経験を積み、可愛い系からキレイ系まで幅広いニーズに応える高い技術に定評がある。ヘアケアマイスターを取得し、低ダメージで身体に優しい薬剤を使った施術方法を提案している。
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