まつげにもお休みを! オフする期間を作りましょう♪

 まずマツエクのメリットですが、1番はふさふさのまつげが長持ちすることでしょう。持続性はつけまつげに比べてもちろん長く、大体平均して2週間は保つことができます。

 つけまつげは、つけていても取れてしまう可能性があるのに対し、マツエクは1日の中で大量に取れてしまうという状態にはなりません。

 そして何より、すっぴんでも華やかな目元でいられることも、女性から支持されるメリットのひとつ。忙しい朝のメイク時間が短縮されることも嬉しいですよね!

 さらに自然な仕上がりであること、汗に強いこと、自分の顔や目元に合うようなデザインにできることなど、女性が求めている目元事情にぴったりのメリットがマツエクには盛りだくさんです。

【メリット】
●自然な仕上がりでカールも持続

●持続性が長くすぐ取れない

●ノーメイクでも華やかな目元でいられる

●メイク時間がぎゅっと短縮される

●汗や水に強い

●自分の理想のデザインがキープできる

 マツエクにはもちろんデメリットも存在します。まず、マツエクを装着する際に使用するグルーが合わずにアレルギー反応を起こしてしまう可能性があります。また、グルー自体が施術中に目に入ってしまい、結膜炎など眼の病気を引き起こすことも…。

 さらに定期的なリペアが必要になってくるため、その分の美容代がかかってしまいます。それ以外にもマツエク用のクレンジングを用意したり、洗顔の仕方もマツエク仕様に変更したりしなければなりません。

 金銭面やライフスタイルの変更面のほかに、やはり注意しなければならないことは、眼まわりのトラブルでしょう。目元は非常にデリケートな部分ですので、角膜炎や結膜炎、接触性皮膚炎などマツエクのトラブルはさまざまあります。

 しかし、必ずしも起こるということではないので、まずはサロンや担当者選びから慎重に行い、技術力があり、安心できるサロンに出会うことが大切です。

【デメリット】
●眼まわりのトラブルになる可能性がゼロではない

●定期的なリペアで美容代がかかる

●自分のまつげにつけられる本数などが左右されることがある

●洗顔料やクレンジング、洗顔方法など気をつけなければならない

●お気に入りのサロンや担当者を見つけるまでが大変

まつげもお休みが必要! オフする期間も作ってマツエクを楽しんで

 マツエクを経験すると、ぱっちり揃っているまつげの見た目やメイク時間の短縮などの嬉しいことも多いため、なかなか“自分のまつげだけ”の状態に戻せないという人の方が多いでしょう。

 しかし、常にマツエクをつけている状態は、決して自まつげに良い環境とは言えません。毛周期で毛が抜けて生え変わる時期や、眼精疲労が酷いとき、マツエクを長期間常に続けている人は、たまにエクステからまつげを休ませてあげる時期も作ってあげてください。

 もちろん日々のまつげケアも大事ですよ! 何事にもメリットとデメリットが存在しますが、しっかりと知った上で、素敵なマツエクライフを楽しみましょうね♪

この記事を書いた美容のプロ
吉田 郁子
吉田 郁子さん
22歳からマツエク業界に従事。台湾に渡り台北でマツエクサロンを開業。7年間活動後帰国し、マツエク業界発展のため、技術指導、講演、サロン運営に取り組む。32歳。松風公認エデュケーター。

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