<ボディースリップ座り>
足を組んだり、机が整理できない人に多い!?

 ボディースリップ座りはマウスを使用している時に多い座り方です。机の上や下が整理できず、モニターの正面に座れない、頬杖や足を組みやすい人に多い座り方でもあります。骨盤のねじれや背骨がS字の側わん状態になります。

 背骨がS字になると体の半分に負荷がかかり、側わん症や椎間板の変形が起こり、腰痛や脚の痺れ、背中の痛み、股関節痛の原因となります。また、体重をかけていない方の体は首を曲げたり、肩を上げたりしてバランスをとるため、首や肩、腕にも負担がかかり、コリや痛み、腕の痺れの原因にもなりやすいです。

<ボディースリップ座り>の簡単リセットエクササイズ

骨盤がゆがむと、左右の背部の緊張に差が生まれます。左右のバランスを取り戻す動きを行いましょう。

(1)肩幅ぐらいに足を広げてしっかり立つ。

(2)左右の腰に当てた手でしっかり背骨の横を押さえながら、上下3箇所を順に押さえながら上半身を動かす。(左右に10回ずつ)