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【PR】前を向いて私らしく。「がん」と生きるために

2018年11月8日

不安を解消する新しいサービスとは?

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 この9月に登場したアフラックの「tomosnote(トモスノート)」は、がん経験者をさまざまな角度から支援するSNSコミュニティ。がん治療中の方や、がん経験者の方を対象としたサービスで、自分が情報交換したいと思っている人物や、必要な情報を見つけやすいシステムになっています。健康なうちは、誰しも自分ががんにかかるなどと想像もできないかもしれませんが、忙しく充実した日々を過ごしている働き女子だからこそ、万が一の時のために、がん支援に関するサービスがあることを知識として仕入れておくのもいいのかもしれません。

病気はライフイベント。“仕事をする自分”から、“仕事もする自分”へ

桜井なおみさん
さくらいなおみ/キャンサー・ソリューションズ(株)代表取締役社長。一般社団法人CSRプロジェクト理事、NPO法人HOPEプロジェクト理事長。社会福祉士、精神保健福祉士、技術士、産業カウンセラー。大学卒業後、コンサルティング会社にて都市計画などの業務に携わり充実した日々を過ごすが、2004年の夏、37歳のときに乳がんの診断を受ける。2008年のキャンサー・ソリューションズ(株)設立後は、がん患者の自立と就労支援を行い、企業によるがん患者雇用配慮や、元患者やその家族などを含めたケアの広がりを視野に、啓発と発信を続けている。主な著書に「あのひとががんになったら『通院治療』時代のつながり方」(中央公論新社)など

 自分が乳がんだとわかったのは2004年の夏。当時は都市計画などの事業にかかわっていて、区割りを決めたり、道をどこに通すか考えたりしていました。モノを創る事業なので、1本のプロジェクトのスパンはとても長くて、出来上がるのは10年後だったりします。

 ですから、入院する前に仕事がひと段落しているはずもなく、毎日遅くまで働いていました。通常の仕事に加えて引継ぎのための資料作りなどに追われ、もうそれどころではないという感じで、入院するまでの1カ月はがんの不安を抱えながら仕事をしていました。

 PCの中のファイル整理をし、資料集を作り、本棚をデジカメで撮影して、このあたりにはこういった仕事の時に役立つ資料集がある――というようなメモを部下や同僚に渡しておいたりと、本当に忙しかった。入院期間中も、このあたりの日時なら連絡がつくかもしれないなど最低限のことは伝えておきました。これがすごく大変でしたが、でもそれで気が紛れたりしたんですけどね。そんな状態で突っ走っていたので、抗がん剤治療で髪の毛が抜けたときに、はじめて「ああ、本当に自分はがんになったんだ」と実感しました。

 がんになったとわかった時、とにかくがんに関する情報をネットで調べまくりました。当時まだ私は30代でしたから、数としては希少な存在で、周囲のがん患者は自分よりずっと年上の70代以上の人ばかり。だから自分と同じような属性にある仲間を、ブログなどを通じて探しました。

 仕事をしていて30代で東京に住んでいる、乳がん患者の女性。自分より半歩先の治療をしている人に、職場の人に病気をどう伝えたか、どこまで伝えたか聞きたかったし、仕事量の調整の仕方も知りたかった。自分のこれからの働き方のモデル像を探していました。そういったブログを読んで、自分はこの先こういった治療をするんだと心構えもできましたし、自分と同時期に治療している人と、がんを経験された人のアドバイス、どちらも貴重でした。

 私が実際に入院した際には同室の女性たちからたくさんのがんに関する生活の知恵や情報をもらいましたが、現在は個人情報の観点などから、大部屋でも情報交換がままならないのは残念ですね。

 この度スタートしたアフラックのSNSアプリの開発には私も加わっていますが、このアプリにも会員登録の際に属性、がんの部位、どういう治療をしているのかを記入するところがあります。ブログなどは自分で読み込まないと相手がどんな人かわかりませんが、このアプリは最初から自分の求める人と出会えるのがいいですね。私の場合、がんになった親族はみんながんで亡くなっていたので、診断を受けた時、自分が1年後に生きて仕事をしているとは想像もできなかったけれど、SNSやネット上にはどんな状態であってもその人らしく生きている、仕事をしている人もたくさんいたのですごく励みになりました。働きたければ働けるんだって。だからこのアプリもがん患者にとってすごくありがたいものだと思っています。

 人と会うのが億劫な時にもメモ代わりに記録しておける。それに何よりこのアプリのメリットは、がんによって心が落ち込みっぱなしになっているがん患者さんにもつながれるということ。アフラックさんとの調査で、自分で助けてと言えず、人との交流を断っているがん患者さんは3割いることがわかっています。そういった人の出会いの場にもなるし、がんで調子が悪くて外出もままならないという人にとっても、つながることができる場になれると思うんです。今後は家族の方も使えるようになり、家族同士もつながれるようになる予定です。

 病気はライフイベントの1つとして、「病気をすることもありき」にして人生設計をした方がいい気がしています。今も一緒に仕事をしている仲間なんですが、以前ブログに“今までは仕事をする私”だったけど、これからは“仕事もする私”になるんだって考えたって書き込みがしてあって、「あぁ、なるほどな」と思いました。今までは仕事しかなかったから、仕事を通じて自身を社会に表現してきたのが、仕事だけじゃないんだなって。病気の治療も、趣味も、そういうのも全部含めて自分になってきたんだろうなって。頑張ってきた自分の荷がふぅーっと下りた瞬間でした。

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