目のコンディション。いつ、どんなタイミングで悪くなるのか……自分できちんと把握している人は少ないのかも。でも「花粉が飛ぶ季節に」と言われて「そういえば!」と感じる人は多いはずだ。

花粉、乾燥、長時間のPC
春は目の「危険」シーズン!?

 「コンタクトレンズが目に張りつくみたい」「目薬なしではいられない」「私ってドライアイかも?」と感じたことはないだろうか? 冬の空気の乾燥状態や絶え間ないエアコンの風に、みんな「多少はしょうがないよね」とあきらめムードだ。

 今年2月『日経ウーマンオンライン』の読者を対象にアンケート調査を行ったところ、コンタクトレンズユーザーの75%が「冬から春にかけては目の乾きが気になる」と感じていることが分かった。

日経ウーマンオンライン読者504人に聞いた!
今の季節のコンタクトレンズ女子の悩みは?

 冬から春にかけてといえば、年間で一番湿度が低いだけでなく、スギやヒノキなどのアレルギー症状に悩む人も多い。まして3月は年度末、いつもの残業に輪をかけて遅くまでPC仕事……と、悪条件を挙げ出したらキリがない。

 読者の考える不調の原因も「空気の乾燥」「花粉」「残業などによるコンタクトレンズの長時間装用」という答えがトップ3を占めた。

日経ウーマンオンライン読者504人に聞いた!
今の季節のコンタクトレンズ女子の悩みは?

その目の不調はコンタクトレンズが原因!

 では、そんな危機感を共有するコンタクトレンズ女子たちがどんな対策をとっているかというと、7割以上が「目薬をさす」と回答。中にはメガネやゴーグルをかけるという人や、普段よりコンタクトレンズをよく洗うと答えた人もいたが、「コンタクトレンズを見直す」と答えた人は4%に満たなかった。

 これに対し、日本コンタクトレンズ学会常任理事を務める、ウエダ眼科(山口県下関市)の植田喜一院長は「コンタクトレンズが合っていないことが不調の原因になる場合もある」と話す。

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