「強い男」の姿に予想以上の盛り上がり

 そんな編集者の熱い思いに応えるように、写真集には再び川崎フロンターレの大久保嘉人選手が帯の言葉を添えてくれました。

川崎フロンターレの大久保嘉人選手も、マスコミ取材のインタビューで写真集について一言
川崎フロンターレの大久保嘉人選手も、マスコミ取材のインタビューで写真集について一言

 また、朝日新聞の名古屋支局の女性記者さんがこれまた異常なほどの情熱をもってシャバーニ写真集を取材してくださり、われわれも驚きの社会面カラーで掲載!

 このインパクトはすごくて、その日から現在まで取材依頼が止みません。民放各局のニュースやワイドショーを軒並み制覇。さらには高田延彦さんやAKBの大家志津香さん、女優の宮地真緒さんなどもツイッターでつぶやき、あげく朝日新聞のコラム天声人語にまで取り上げられるという予想を超える盛り上がりを見せて現在にいたっています。

 という手前味噌な記事を一気に書き上げましたが、そんな話題の写真集、ギフト用としても人気ですので、ぜひ、一度ご覧くださいませ。

 手前味噌で思い出しました! 東山動物園といえば味噌カツで有名な名古屋です。写真集を眺めながら一杯やりたいオジサンのためのおつまみに、味噌カツ、ではなく、今回は名古屋名物手羽先をご紹介します!!

 この名古屋名物の手羽先、おいしさのキモはお店独自の秘伝のタレ。カリッと揚げた手羽先をしょうゆ、みりん、日本酒、鷹の爪など独自の配合で煮詰めたタレに絡めて、あのコクのある味が完成するのです。ただ、自宅で再現するにはちょっと面倒。ということで考えました! すき焼き用のわりしたを秘伝のタレとして使うのです!! これがもう激うま!! 我ながら天才かと思いました。そこにコショウをちょっと多めに振れば、もうビールが止まりませんよ!

超簡単!!すき焼きのわりしたでつくる名古屋風手羽先
超簡単!!すき焼きのわりしたでつくる名古屋風手羽先
【材料】
手羽先・・・8本
塩コショウ・・・適量
片栗粉・・・適量
揚げ油・・・適量
すき焼きのわりした・・・大さじ5
白炒りゴマ・・・適量
コショウ・・・適量

【作り方】
(1)手羽先は火が通りやすいように骨にそって包丁で切れ目を入れたら、塩コショウする。これ、居酒屋風にするなら絶対市販の塩コショウがおすすめです

(2)上記(1)をポリ袋に入れたら、片栗粉適量を振りかけてよく混ぜて、全体になじませます。こうすることでカリッと仕上がり、さらにタレがよく絡むのです

(3)フライパンに揚げ油を1センチ強入れて中温に熱し、粉をはたいた(2)を入れてカラッと揚げ、中まで火が通ったら油を切ります

(4)別のフライパンにわりしたを入れて中火で熱し、ふつふつとしてきたら(3)を加えて絡めます。しっかりと絡んだらフライパンからボウルに移し、ゴマ、胡椒をたっぷり目に振りかけて完成!

 今回使用したすき焼き用のわりしたは、原料がしょうゆ、みりん、酒、砂糖だけのシンプルなものです。薄味のほうがよければ煮詰めずにさっとくぐらすようにしてください。こってりめがお好きなら、しっかり煮詰めてねっとりと絡めて。まるでお店みたいな味に仕上がりますよ!

この人に聞きました
小林 孝延(こばやし・たかのぶ)
福井県出身。生活情報情報誌ESSE元編集長、現扶桑社第四編集局長。月刊『Outdoor』(山と渓谷社刊)編集長の後、アウトドア雑誌やムックを複数創刊。2003年に女性誌『天然生活』(地球丸刊)を創刊し「暮らし系」と言われるジャンルを生み出す。プロデュースした料理本『「ル・クルーゼ」だからおいしい料理』(平野由希子著)はグルマン・クックブック・アワードに入賞。料理ムック『とっておきシリーズ』は累計260万部を突破。2013年には日本最大のポータルサイト「レシピブログ」とコラボした雑誌『レシピブログマガジン』を立ち上げ話題に。フジテレビ「秘密の王子様」、テレビ朝日「お願いランキング」、関西テレビ「流行りんモンロー」など情報番組にもコメンテーターとして出演するほか、企業での講演のほか福井県立大学、京都精華大学等でも特別講義。

(2015.10.29 CAMPANELLAより転載)

文/小林孝延

CAMPANELLA[カンパネラ]
読者にビジネス情報を提供してきた日経BP社と、ビールを始め数々のお酒や飲料・食文化を創造してきたアサヒビールが一緒になり、「人生を豊かにするクリエイティブ力=遊び力」が高まる話題をお届けします。仕事やオフに関わらず、話題の情報を発想の転換に役立つ情報を提供していきます。
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