おでんの好きな具材は
おでんの好きな具材は
おでんで使用する薬味は
おでんで使用する薬味は

 アイブリッジが展開するインターネットリサーチサービス「リサーチプラス」は、全国の20歳―69歳の男女900人を対象に実施した「おでん」に関する調査の結果を発表した。それによると、おでんの具材トップ3は「大根」(82.0%)、「卵」(72.6%)、「こんにゃく」(51.3%)となり、以下「厚揚げ、がんも」(45.6%)、「餅入り巾着」(35.6%)、「牛すじ串」(34.8%)が続いた。

 地域別で見ると、「はんぺん」は東海地方で特に人気が高く、過半数(50.5%)の支持を集めた。「牛すじ串」は近畿、中国、四国、九州・沖縄で4割を超え、西側に人気が集中する傾向が見られる。また、近畿と四国は4割以上が「じゃがいも」を挙げ、他の地位と16ポイント以上差が開いた。「ちくわぶ」は関東(33.3%)で馴染みがある一方、近畿(5.3%)では人気が低い。

 おでんを自分で作る時のダシは、全体の1位が「昆布」(59.2%)、2位が「おでんのだし(インスタント、またはついているもの)」(44.3%)、3位が「かつお」(35.9%)と続いた。

 「昆布」はほとんどの地域で1位に挙げられ、中でも北海道(75.0%)は群を抜いて高い。北陸・甲信越と九州・沖縄は「おでんのだし」(それぞれ54.2%と51.9%)の使用が多く、「昆布」を押さえて1位、あるいは「昆布」と同率1位になっている。近畿と四国は「鶏」(それぞれ15.3%と14.0%)が、九州・沖縄は「あごだし」(13.5%)が、他の地域と比べて高い。

 おでんの薬味で使用するものは、「からし」(73.6%)が圧倒的に多かった。そのほか「みそだれ」(14.3%)、「ゆずこしょう」(12.5%)、「七味唐辛子・唐辛子」(5.4%)などさまざま挙げられた。

 「みそだれ」は地域によって差があり、関東(3.1%)や九州・沖縄(3.2%)、近畿(4.3%)では支持が低い一方、東海は40.0%にのぼる。「ゆずこしょう」は関東(21.9%)が最も高く、九州・沖縄(20.2%)を上回った。

■関連情報
・リサーチプラスのWebサイト www.research-plus.net/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント