いよいよ今年もハロウィンシーズン到来! 各地でハロウィンイベントが開催され、ユニークなコスチュームに身をまとった人々が街へ繰り出しています。今回は、10月18日に行われた「神楽坂化け猫フェスティバル」でキャッチした、個性あふれる仮装の数々をご覧いただきましょう。

 東京・神楽坂は“猫の街”。『吾輩は猫である』で知られる夏目漱石ゆかりの地であり、その旧居跡には「猫塚」があるほか、今もたくさんの猫たちがのびのびと暮らしています。

 そんな、猫好きの人々に愛されるこの街のハロウィンイベント「神楽坂化け猫フェスティバル」には1つのルールが。それは、“猫をテーマにした仮装”をすること。

 では早速、イベント当日に出会った愛嬌たっぷりな猫たちの姿をご覧ください。

 仮装予定がなくても、個性的な猫や可愛らしい猫コスプレを見るだけで、ハロウィン気分が盛り上がること間違いなしです!

 このイベントの主催者である、おかめ家ゆうこさんは神楽坂在住の猫愛好家。「今年の参加者は500人以上。神楽坂が化け猫であふれ返っていますよ!」

 美人ママさん2人は中学時代の同級生。「実は、猫はあまり好きじゃなくて……。だけど、パレードの楽しさにハマって2年連続参加です」

 フワフワの毛並みが本物の猫のようにリアル!「お面は手づくり。猫の顔型の土台をつくってファーを貼りつけました。パレードに参加できてうれしいです」

 和洋さまざまなテイストの猫コスプレがキュートな4人。「打ち合わせなしで会場に来たけれど、4人の仮装にそれぞれ個性が出ていておもしろい!」

 祭り好きの血が騒ぎ、気合い十分なコスチュームで参戦。「今日は、おかしな恰好をしても許される日。思う存分弾けようと思っています!」

 お揃いの猫パーカーとペイントが人目を引く3人は、サービス精神旺盛なパフォーマンスを披露。「会社の同僚メンバーで参加しました」

 パレードの先頭集団でフラッグを掲げる美女には、子どもたちからの写真リクエストが殺到! 「パレードの参加は3回目。元神楽坂住民です」

 外国人で構成されるファッションサークルの仲間5人で参加。「サークルでも仮装をしているけれど、パレードで披露する気分は格別!」

 フリーぺーパーでこのイベントのことを知り、子どもと一緒にエントリー。「猫が大好き。息子と一緒に仮装をできて、いい思い出になります」

 パレードでひときわ注目を集めていたシュールな招き猫さん。声を出せないのでコミュニケーションはボディランゲージで。「今回が初参加です」

 お揃いの猫コスプレがセクシーな2人は中学時代の同級生。「ドン・キホーテで買った全身タイツと、百均で見つけた猫耳で仮装しました!」

 アメリカ出身の仲良し夫婦も、日本のハロウィンを満喫。「夫婦で参加できるのが楽しみでワクワクしていました!」

 自作の猫耳で大好きなキティちゃんに変身。「たくさんのハロウィンイベントで仮装したい。カワサキハロウィンにも参加予定です」

 浅草を拠点に活動する舞踏チーム「吉原狐社中」のメンバーがパレードを牽引。「私は猫ではなく狐です。今日は、化け猫の親分として参列しました」

 神楽坂在住の親子をキャッチ。「アイライナーで猫ヒゲを描いただけの仮装ですが…初参加ということもあり、会場に着くまでの移動がすごく恥ずかしかったです」

 『魔女の宅急便』のキキとジジを発見。「夫婦で参加しました。“猫に仮装”のルールがあると知って『キキとジジにしよう!』とひらめきました」

 神社でお参り中のキュートな2人を発見。「“猫になった赤ずきんちゃん”がテーマ。パレードはほのぼのした雰囲気で、とても楽しかったです!」

取材・文/西門和美