回転寿司店/持ち帰り寿司店/個人経営の寿司店のいずれかを月1回以上利用する割合
回転寿司店/持ち帰り寿司店/個人経営の寿司店のいずれかを月1回以上利用する割合
持ち帰り寿司店を利用することがあるシーン
持ち帰り寿司店を利用することがあるシーン
寿司デートが「好き」と答えた割合
寿司デートが「好き」と答えた割合

 京樽がまとめた「すしに関する調査」の結果によると、女性は男性よりデートに寿司店を利用することを好み、特に20歳代と30歳代では女性は男性の2倍、“寿司デート”が好きだという。

 20歳―59歳の男女1000人に寿司を食べる頻度を聞いたところ、「回転寿司店」「持ち帰り寿司店」「個人経営の寿司店」のいずれかの寿司を月1回以上食べる人は34.0%で、男性(33.8%)と女性(34.2%)でほとんど差はなかった。

 持ち帰り寿司店を利用するシーンを尋ねると、「食事の用意をするのが面倒な時」(29.5%)が最も多く、次いで「手軽に美味しいものを食べたい時」(27.0%)、「食事を素速く済ませたい時」(18.4%)が続いた。

 性・年代別の特徴を見ると、20歳代と30歳代女性はおめでたい日や良いことがあった日に利用する傾向が見られ、特に20歳代女性は4人に1人(24.8%)が「家族の誕生日」「嬉しいことがあり、自分にごほうびをあげたい時」を挙げた。

 寿司店で食事を一緒に楽しむ友人が「いる」と答えた割合は、50歳代男性(28.0%)が最も多く、次いで50歳代女性と20歳代女性が並んだ(いずれも27.2%)。20歳代女性は女子会などに寿司店を使っている可能性があると、同調査は分析している。

 全体の3割以上(32.0%)が、デートで寿司店を利用することが「好き」と答え、いずれの年代も「好き」の割合は女性が男性を上回った。特に20歳代と30歳代女性がともに4割超(44.0%)と、男性(それぞれ20.8%と20.0%)の2倍以上だった。

 寿司デートの際の行動について聞くと、「寿司デートで注文を遠慮してしまう」という人は男性が1割未満(8.0%)だったのに対し、女性は約3割(28.2%)にのぼった。

■関連情報
・京樽のWebサイト www.kyotaru.co.jp/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント