『一○三歳になってわかったこと』
(篠田桃紅著 幻冬舎)

103歳でも輝いて、自分が未完成なことを受け入れている。その言葉ひとつひとつに力をもらえます。(32歳)

美術家の篠田桃紅さん。今も活躍していることにも驚きですが、そのパワーに、自分の悩みが小さく思えてすっきりしました。(40歳)

『もう凹まない! 傷つかない心の習慣 くらべない』
(植西聰著 永岡書店)

すぐに人と比べてしまい勝手に嘆いたり落ち込んだりしてしまうのですが、この本を友人にプレゼントしてもらって、徐々にですが、会社でも周囲を意識せずに自分の仕事に打ち込めるようになりました。(33歳)

『賢く「言い返す」技術――人に強くなるコミュニケーション』
(片田珠美著 三笠書房)

職場にとても口が立つ人がいるんです。いつも後から思い出して、なんでうまく言い返せなかったかなと思うことがあって。この本を読んだら、少し気持ちがおさまりました(笑)。(34歳)

言い返すことができないから黙っていると、結果自分ももやもやしてしまう。それもより、言い返すことができる思考をしておくこと。仕事で人と向き合うのが怖くなくなりました。(32歳)

『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』
(スティーブン・R・コヴィー著 キングベアー出版)

数年前にベストセラーになって、完訳が出るのを心待ちにして読みました。(29歳)

人間関係に悩んでいたときに読んでとても役立ちました。人と比べることではなく、自分が今やるべきことをやる――それが一番心によいんですね。(52歳)

身体を健康にする、など当たり前のことも入っているのですが、実はそれって意外とできていない習慣です。習慣づけるとよりよく生きられて、自己満足だけど自分に自信が持てるようになりました。(29歳)

ぜひ仕事をする人たちに読んでほしい本です。特に第4~6の習慣は、周りのみんなと成功する“習慣”なので、それを実践してうまくいったときはとてもうれしいです。(40歳)

『男の品格―気高く、そして潔く』
(川北義則著 PHP研究所)

少し古い本なのですが、男性の仕事への誇りや、憧れなどを知ることで、仕事上の対男性への見方、接し方が変わってきました。(38歳)

文/齋藤規子 構成/近藤鈴佳