■職場のストレスや人間関係に悩んだときに読みたい本

 意外なことに、職場では仕事で悩んでいるというよりも、人間関係に苦労したり、つまづいてしまったりする人も多いよう。自分や周囲を見つめ直して、よりステキなオフィスライフを送れるヒントが得られそうな本を紹介します。

『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』
(岸見一郎、古賀史健著 ダイヤモンド社)

読むと安心する。(33歳)

強運習慣の大切さ、自分なりの生き方、考え方。とても参考になりました。(35歳)

仕事に関わらず人間関係の在り方に新しい視点をくれた。(年齢不明)

仕事においての人間関係を考える上でも役に立ちました。働く意味=他社貢献という考え方でポジティブになれました。(36歳)

悩んでも仕方ないことは、仕方ないと割り切れるようになりました。(年齢不明)

『叱られる力 聞く力2』
(阿川佐和子著 文春新書)

優等生なイメージの阿川さんですが、仕事でもプライベートでも叱られっぱなしだとか(笑)。読んだら叱られてもへこまない気持ちが養えたかも。それと叱るのも叱られるのも、大事なコミュニケ―ションなんだと気づかされました。(41歳)

阿川さんの『叱られる力 聞く力2』は、自分も中間管理職で上司と部下の間に入って仕事をしているだけに、人間関係や仕事の指導の仕方の上で参考になりました。(36歳)

『一緒にいてラクな人、疲れる人』
(宮古昇著 PHP研究所)

カウンセラーである著者のわかりやすい解説もよかったです。人と会うのが楽しくなりますし、仕事での人間関係に肩ひじはらずに向き合えるようになったかもしれません。(38歳)

『図解 心のコリをとる技術―人間関係がラクになる』
(奥田弘美著 大和出版)

お仕事で人づきあいに疲れた時に読むといいいと思います。この著者の奥田さん自身が人づきあいが苦手な精神科医さんで、それを克服された経験を持っているのでおすすめです。(39歳)

『引寄せの公式』
(山富浩司著 パブラボ)

その中で、タッピングという手法が載っていて実践してみました。まさかこんな体を優しくトントンするだけで効くわけがないと思ったのですが、不安やイライラ、過去の嫌だったことなど、フワ~っと楽になったかもしれません。(年齢不明)

『置かれた場所で咲きなさい』
(渡辺和子著 幻冬舎)

仕事や生活の中でいろいろ制約がありますがこの本を読んでタイトル通り、いまある現状の中で何ができるかをまず考えるようになりました。(34歳)

ノートルダム清心学園理事長である渡辺さんの書いた『置かれた場所で咲きなさい』。ご自身の壮絶な半生にも心を揺さぶられましたが、読後は人生の岐路で自分が取捨選択をしてここに居るのだ、好んだ結果なのだ、ということを心に留めることが少しできるようになりました。(年齢不明)