「ウイークデーの仕事の疲れを癒やしたい」「頑張った自分へのご褒美にちょっと贅沢な旅をしたい」……。そんな働き女子にぜひおすすめしたいのが、大分県竹田市にある長湯温泉です。今話題の炭酸泉が楽しめる緑豊かな温泉地は、文化的なスポットも点在し、リフレッシュするのに最適な場所。女優として、タレントとして、忙しい日々を送る橋本マナミさんに、そんな長湯温泉の旅を体験していただきました。

のんびりひとり旅、楽しい女子旅にぴったり「長湯温泉」

日本各地の温泉に訪れた経験がある橋本マナミさんが、大分県竹田市の長湯温泉へ
日本各地の温泉に訪れた経験がある橋本マナミさんが、大分県竹田市の長湯温泉へ

 今回、橋本マナミさんが訪れたのは、大分空港から車で約90分、水と緑に恵まれたこじんまりとした温泉地「長湯温泉」。日々の疲れを癒やすには絶好のロケーションだが、この長湯温泉の最大の魅力は、何といっても温泉。世界屈指の高濃度炭酸泉が体験できるのだ。

 その高濃度炭酸泉の類まれなる効能を求めて、長湯温泉には全国からたくさんの人が訪れ、なかでも美容感度が高い女性たちからも熱い注目を浴びている。これまでテレビ番組の収録などで数多くの温泉地に訪れたことがある橋本さんも、「ぜひ来てみたかった」と話す。

仕事で疲れた体と心をメンテナンスできる長湯温泉
仕事で疲れた体と心をメンテナンスできる長湯温泉

 炭酸泉とは、炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだ温泉のこと。全国各地に温泉は数あれど、炭酸泉は日本に1%しか存在しないとも言われる希少な泉質だが、なかでもこの長湯温泉は、特に炭酸ガスを多く含むことで知られる。炭酸ガスを用いたタブレットタイプの入浴剤の約13個分の含有量(約1380ppm)というから驚きだ。しかも、湯量がとても豊富なので、贅沢に源泉かけ流しで楽しめる。

 長湯温泉に入浴し、お湯に溶け込んだ炭酸ガスが体に浸透すると、毛細血管が拡張され、血流を促進。老廃物を排出するとともに、体中の巡りを促してくれる。さらに長湯の湯には、コラーゲンの生成を助ける「メタケイ酸」が豊富に含まれているため、美肌効果も期待大。つまり、「癒やし」「健康」「美容」という、働き女子にうれしい3つのことが叶う温泉なのだ。

 長湯温泉では、こうしたすばらしい温泉の効能に目をつけ、予防医療と観光を融合させた先進的なヘルスツーリズムの取り組みも行っている。平成30年には、健康・美容・リゾートといった多様なニーズに応える複合施設も誕生する予定だという。

銀色の炭酸の粒がシュワッと弾ける長湯温泉の湯
銀色の炭酸の粒がシュワッと弾ける長湯温泉の湯

 そんな長湯温泉の炭酸泉の良さは、一度、お湯に浸かってみればわかる。銀色の気泡が肌を包み込み、しばらく入浴していると、まるで全身に真珠をまとったかのように。お湯の温度は、約32度と低め。「銀色の泡に包まれているうちに、だんだんポカポカしてきて、体全体が心地よくなってくる。こんな温泉は初めて!」と、温泉通の橋本さんもびっくり。

 長湯温泉の湯に浸かった夜は、体が芯から温まってぐっすり眠れてしまう。しかも、美肌効果のある「メタケイ酸」を豊富に含有するお湯は、クレンジング効果も高いので、翌朝の肌はふっくらツヤツヤだ。

炭酸泉とアートを楽しむ空間でリフレッシュ

ラムネ温泉館/住所:大分県竹田市直入町大字長湯7676-2 TEL:0974-75-2620 営業時間:10:00~22:00 定休日:毎月第1水曜日(※1月と5月は第2水曜日に移動) 利用料金:大人500円(家族風呂1時間2000円)
ラムネ温泉館/住所:大分県竹田市直入町大字長湯7676-2 TEL:0974-75-2620 営業時間:10:00~22:00 定休日:毎月第1水曜日(※1月と5月は第2水曜日に移動) 利用料金:大人500円(家族風呂1時間2000円)

 炭酸泉を思う存分堪能したいなら、長湯温泉きっての立ち寄り温泉施設「ラムネ温泉館」へ。訪れると、まずは建築家の藤森照信氏が手掛けたという、三角屋根の幻想的な建造物に目を奪われるはず。周囲の緑に映え、まるでおとぎの国に紛れ込んだような気分になる。

 浴場は、男女別の大浴場(内湯・露天)と家族湯を完備。炭酸ガスを高濃度に含むぬるめの炭酸泉と、ミネラル豊富な温かい炭酸水素塩泉という2つの温泉が楽しめる。交互に浸かれば、さらに温泉効果が倍増するという。

温泉利用の場合は、美術館の入場は無料。不定期に企画展も開催
温泉利用の場合は、美術館の入場は無料。不定期に企画展も開催

 かつて文豪・大佛次郞に「これぞ、ラムネの湯だぜ」と紹介されたという長湯温泉。施設名に、そんな文化的エピソードを持つラムネ温泉館には、温泉施設には珍しい美術館が併設されているので、そちらもぜひ立ち寄ってみたい。

 常設展は、「文豪川端康成と高田力蔵画伯 展」。長湯温泉のある竹田市とゆかりのある川端康成と、そんな川端康成の著作の挿絵を描いていた画家・高田力蔵。館内には、川端康成の貴重な書と、高田力蔵のくじゅう連山を描いた絵画の数々が展示されている。

 豊かな自然に包まれた、この小さな名湯は、古くから多くの文化人にも愛されてきたのだ。そんなことに想いを馳せながら、作品群を観賞していると、温泉で温まった心と体が、さらに癒やされていく。

ヨーロッパ仕様の飲泉専用カップで、炭酸泉をゴクリ
ヨーロッパ仕様の飲泉専用カップで、炭酸泉をゴクリ

 長湯温泉の炭酸泉は、飲むことができるのも大きな特徴だ。ラムネ温泉館の庭園には、飲泉施設が設けられているので試飲してみよう。橋本さんは、一口飲んだ途端、「あ、少しシュワシュワする! これまで味わったことのない不思議な味」と、ちょっぴり驚いた様子。

 女性が抱えてしまいがちな便秘にも効果があるという長湯温泉の飲泉。血糖値の上昇を抑えることでも注目されているというから、糖化が気になる人にもおすすめだ。

『全国炭酸泉シンポジウム2018』が竹田市長湯温泉で開催されます!
全国の炭酸泉湧出自治体が集結し、“健康”“美容”“癒やし”といった新しい切り口から炭酸泉の魅力を伝え、健やかで快適な暮らしを提案するシンポジウムが開催されます。今年は、スペシャルゲストに女優で温泉愛好家の橋本マナミさんも登場!!ご自身の炭酸泉ライフと美容法についても語っていただきます♪

【日 時】2018年10月8日(月・祝)10時~
【場 所】竹田市直入公民館 大ホール(大分県竹田市直入町大字長湯8208-6)

【お問い合わせ先】
全国炭酸泉シンポジウム実行委員会 事務局 竹田市商工観光課
TEL:0974-63-4807 FAX:0974-63-0701 E-mail:onsen@city.taketa.lg.jp
『全国炭酸泉シンポジウム2018』詳しくはこちら