――婚活を頑張っているのに、なかなか良い縁に出会えず、婚活疲れしてしまう人も増えているようです。
林:頭でっかちになりすぎているのかもしれませんね。「気に入った人と付き合おう」と思いすぎないほうがいい。“ちょっとフィーリングが合うかも”と感じたり、向こうが気に入ってくれているなら、気軽にお付き合いしてみるのもいいのでは? そうすることで、男性を誘う方法や駆け引きなんかも分かり、磨かれていくと思いますよ。
――どんどん経験値を積んで、恋愛偏差値を上げたほうがいいと。
林:そう思います。“こうでないとダメ”と決めつけず、いろいろと体験を積むことで、身も心も柔らかく熟してくるはずです。
◆伝えたい言葉3
「だらしなく運命に身を任せてみる奔放さも必要です」
――確かに恋愛から遠のくほど、「恋愛の仕方が分からない」「なかなか人を好きになれない」という声も少なくありません。特に昨今、働く女性がオス化しているともいわれます。
林:働く女性も、仕事を離れたら「隙をみせること」が大事です。時には、お酒の力を借りて、だらしなく運命に身を任せてみる奔放さが必要じゃないかしら。
「彼氏がほしいのにできない」という人に限って、自分の生活パターンをなかなか崩そうとしない傾向があるように思いますね。例えば「今日、面白い集まりがあるから来ない?」と突然誘うと、「お稽古の日だから」とか「前もって言ってくれないと…」と断ったり。急な誘いや“ついで”に運命が隠れているかもしれないのにね。
――林さんご自身は36歳でご結婚されましたが、婚活をされた経験はありますか?
林:ありますよ~。それこそ恥も外聞も捨てて、一生懸命やりました(笑)。
*詳しくは ⇒ 林真理子さんインタビュー(3)