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イラつくアドバイスをしてくる人の心理とは? とっさの切り返しに便利な「万能ワード」

2015年11月26日

犬山紙子と吉田尚記アナが分析「クソバイス」の上手な交わし方

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 アドバイスを求めているわけではないのに、「そのファッション、男ウケ悪いよ」「早く結婚しないとね」などと上から目線で言われる――そんなイラッとする発言の数々を、エッセイストの犬山紙子さんは「クソバイス」と命名しています。誰でも一度はクソバイスを受けたことがあるのではないでしょうか。

 10月には、読者から寄せられたクソバイスと、犬山さんによる“うまい言い返し方”の数々を綴った書籍『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社)も発売され、話題になっています。

 今回は、“よっぴー”の愛称で親しまれるニッポン放送のアナウンサーであり、著書『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)もヒットした吉田尚記さんと犬山さんが、クソバイスについて対談。第1回目は、「人はなぜクソバイスをしてしまうのか?」などを分析してもらいました。

『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社)。

どんな人がクソバイスをするのか

――『言ってはいけないクソバイス』は、さまざまなクソバイスが紹介されています。読んでいると「あるある」と感じるとともに、「なぜこんなことを言ってくるんだろう」という疑問が湧いてきます。吉田さんは読んでみていかがでしたか。

吉田尚記さん(以下、吉田):考えてみると、僕の周りで一番クソバイスをしてくるのは9歳の娘なんですよ(笑)。「そんなのダメだよー!」とか、「そんなことも知らないの?」とか。たぶん、娘は思ったことをすぐに口に出してしまうんです。大人になるにつれ、「クソバイスをしてはいけない」という理性が少しは身についてくる。ところが、運が良い人は周りの人から「そんなことは言っちゃダメだよ」と修正されないまま大人になってしまう。だから、クソバイスをしがちな人は、本当にラッキーな人なんだと思います。

左:犬山紙子さん 右:吉田尚記さん。

犬山紙子さん(以下、犬山):私も毎回クソバイスの例を見ながら、「この人はなんでクソバイスをしたのだろう」と考えていました。やっぱり吉田さんのおっしゃったようにすごくラッキーというかずっと肯定してもらってきた、本当に言い方は悪いけど、甘やかされて育った人は多いなと感じます。あとは自分が受け続けたクソバイスを放出してるタイプや、コンプレックスの裏返しタイプや……。自分がコンプレックスに思っているからこそ、そこをかぶせてクソバイスをしてくる。

 実は私も昔、クソバイスをする“クソバイザー”だったので、気持ちはわかります。人にダメって言うのって、相手が受け入れてくれると気持ち良いじゃないですか。要はマウンティングですよね。アドバイスしてあげる立場ということで、相手もなかなか反論しないことが多いし、めちゃくちゃ気持ちが良いんですよ。

――犬山さんがクソバイザーだったときは、どんな心境だったんですか。

犬山:無意識でした。自分は恥ずべきことをしているんだと知らない状態。あと、上の人がやっているから、これって正しいんだ、良いことなんだと勘違いして言っていました。もうひとつ、人に口出しできるほどの女、つまり良い女っぽく見える、とも思っていて。

クソバイスの中におもしろみを見つけられるか

吉田:クソバイスをされたとき、気まずくなりたくなければ、相手にずっとしゃべらせておけば楽ができるなと僕は思うんですよね。

犬山:クソバイスをどんどんしてくれた方が楽じゃないか、という……!?

吉田:ええ。だって別にその後、クソバイスを実行しなくちゃいけないわけじゃないでしょう。聞く気がないという、一番嫌なやつですが(笑)。

犬山:その域まで達するとは、さすが……!

吉田:ラジオではさまざまなゲストが来るので、慣れているというのもあるかもしれないですね。印象的だった俳優さんは、リスナーからの相談にお答えするコーナーが大好きだったようで、相談に対して「おまえ、もうアメリカ行った方が良いよ」みたいなことを言うんですね(笑)。そういうのはおもしろいなと。

犬山:相手との関係性もあるでしょうね。仕事で会う相手だと一回きりだからおもしろいというケースもあるけど、上司や同僚など何回も会う相手だったら変わってきますよね。

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