働く女性向けのイベント「WOMAN EXPO」。2014年5月の東京での初開催から3年。ついに、海外での開催を実現しました。
2016年10月15日、中国・上海市内にある中国金融信息中心にて、「WOMAN EXPO SHANGHAI 2016」を開催。日経BP社と中国の人材派遣・コンサルティング会社の最大手企業である中智上海経済技術合作公司が共催し、約3000人の上海で働く女性が来場しました。
会場運営には、女子大学生のグループ「BB Girls」がボランティアとして参加。BB Girlsは、復旦大学や上海交通大学、上海外国語大学、上海財形大学などの女子大生が中心となって組織化したグループで、日中の懸け橋になるイベントを運営したり、ファッション、美容、健康、食、旅行など女子大生の関心が高い情報を女子大生自ら発信したりしています。
「スキンケア」や「ときめき片付け」に興味津々
セミナー会場では、美容家の佐伯チズさんによるスキンケア術、「近藤麻理恵式」の片付け法などの講演を実施しました。
佐伯チズさんは「願えばかなう! スキンケアのすべて」と題し、美肌法や女性の生き方の心構えなどをお話しいただきました。「鏡を見て、自分の顔をチェックしよう」と来場者に声をかけ、講演を開始。心が動くときれいになるという「皮脳同根」、きれいになりたければしっかり食べようという「美食同源」など、美しさを保つための心構えと、その重要性を来場者の周りを歩きながら、熱心に解説いただきました。
「片づけコンサルタント 近藤麻理恵」は、上海でも有名。その「片付け法」を広めるために設立した日本片づけ協会の代表理事、安藤貢さんに、「人生が変わる! 近藤麻理恵式 整理収納片づけ法」と題して、お話しいただきました。片づけを成功させるには、思考や論理を司る左脳を使って「捨てるモノ」を選ぶのではなく、右脳を使い「ときめくもの」だけ残してみましょうと提案。散らかった部屋、ときめきによる片づけをした後の部屋の実例写真を使いながら解説。「本当の人生は、片づけのあとに来ます」と締めくくりました。
セミナー会場ではそのほか、中国人の講師による講演も実施。日本企業やその中国現地法人による「働く女子」に向けた講演もあった。