キレイもキャリアもハッピーも手に入れる! 自分らしく輝く、すべてのワーキングウーマンのための総合イベント「WOMAN EXPO TOKYO 2016」が、5月21、22日に東京ミッドタウン(東京・六本木)で開催されます。このイベントには、第一線で活躍中の女性たちの実体験やターニングポイントなどが聞ける講演やセッションが数多く盛り込まれています。21日には、みずほフィナンシャルグループでグローバルに活躍する3人の女性がセッションを行います。年代も職歴も異なる3人のお話から、グローバルキャリアを築くための多くのヒントがきっと見つかるはず。(初出:2016年5月13日)

グローバルキャリアを積むための心構え

 みずほフィナンシャルグループ グローバルキャリア戦略部長のデボラ・ヘーゼルトンさんは、2007年からみずほ銀行シドニー支店長を務め、2014年に現部署の新設にあたって、国内初の外国人部長として着任しました。みずほ銀行の前の職場では、中国、インド、インドネシアなどの広い地域をカバーして働いていたそうです。

みずほフィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループ
グローバルキャリア戦略部長 デボラ・ヘーゼルトンさん

 デボラさんは、グローバルキャリアを築くためには、グローバルマインドセットが必要だと話します。「具体的には、オープンマインドであり、冒険を楽しむ余裕を持ち、リスクテイクを怖がらず、自分自身も他者に対しても失敗を恐れないことが重要です。失敗を受け入れつつ、次のステップを目指しましょう。そのためにも、自分を信じる強い心が必要です」(デボラさん)。

 その強い心はどうやって培われたのでしょうか? 「私は失敗することで強くなったのかもしれません。あるミッションが自分に遂行できるか不安になると、友人に話したり、自分の過去の実績を振り返ったりして自信を取り戻し、進んできました。自分の中に軸を持ち、ぶれないように歩むことを心がけています。信じた道を選んで失敗したのなら、それを受け入れ、さらに次へと進めばよいのです」。

 「多くの日本人の女性は、自信が足りないように見えます」とデボラさん。「野心的でない人が多いのかもしれません。当社では、男女共に安心感を持ってリスクテイクできる環境づくりに努め、特に女性は野心的になれるよう、多様な人達が平等にコネクトできる環境を作っています。信頼感や敬意を持ちつつ多くの人々と接することで、自信を持ってリスクテイクできるはず。失敗を恐れないように、背中を押してあげたいと思っています」。