スマホにすぐ溜まってしまう写真と動画を移す

 スマホにどんどん溜まりがちな写真や動画。AI920に移してみました。まずはAI920をiPhoneに接続し、画面にしたがって専用アプリ「i-Memory」をインストールします。i-Memoryの画面に表示される「外付ストレージ」はAI920のこと。「マイフォン」はiPhoneのことを指します。これがポイントです。

専用アプリi-Memoryを開くと、iPhoneのストレージ容量がどれくらい圧迫されているのか一目でわかる
専用アプリi-Memoryを開くと、iPhoneのストレージ容量がどれくらい圧迫されているのか一目でわかる
AI920に写真を転送するには、サムネイルを見て写真を選択し「外付ストレージ」にコピーするだけ
AI920に写真を転送するには、サムネイルを見て写真を選択し「外付ストレージ」にコピーするだけ
写真や動画、連絡先の一括バックアップも可能
写真や動画、連絡先の一括バックアップも可能

 今回は約200枚(303MB)をバックアップしてみたところ、1分35秒で済みました。ワンタッチでお手軽です!

iPhoneの容量不足で困っている人はこれ一つで解決

 値段が安価だからと、ストレージ容量の少ないiPhoneを買って後悔している人はいませんか? はい、それは筆者です。16GBのiPhone5cを使っていますが、ペットの写真や動画を毎日撮るため、すぐに容量が少なくなってしまいます。SNSを始めてからは特に写真や動画を撮る機会が増加。空き容量が足りず、新しいアプリをインストールできなくて困ったことが何度もありました。

 こうなると、パソコンや、ネット上でストレージが利用できるクラウドサービスなど、外部にデータをごっそり移す方法を考えるほかありません。アップル社が提供する「iCloud」などのクラウドサービスにデータをバックアップする方法はその一つ。ただ、クラウドに保存した写真や動画は、ネット経由でないと見られません。

 あるいは、アップル社のデータ管理ソフト「iTunes」を使えば、ケーブル接続で、iPhoneのデータをパソコンにコピーできます。

 ところが、そんなに難しく考えなくても、AI920で容量不足を一発解消できました。USBメモリーと同じ感覚で使えるので、あれこれ試行錯誤しなくて良いのは助かります。

AI920からパソコンへ移そう

 AI920に保存したデータを、今度はパソコンに移してみます。普通のUSBメモリーと同様にパソコンに挿し、データをコピーするだけです。

パソコンのUSB端子に接続
パソコンのUSB端子に接続
先ほどワンタッチバックアップした写真や動画は、日時ごとのフォルダに収められている
先ほどワンタッチバックアップした写真や動画は、日時ごとのフォルダに収められている

 このように写真や動画をパソコンに保存したら、あとは気兼ねなくiPhone側のデータを消せます。USBメモリーと同じ感覚で使えるから、難しいことを考えずにパッパと操作できました。これなら定期的にバックアップしてiPhoneの空き容量を確保するのも苦ではなさそう! ちなみに、AI920を取り外す際は、そのまま抜けばOK。抜く前に、処理中を示す「転送状態」などの表示が出ていないことだけ確認しましょう。