転職サイトで調べていること
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企業ホームページで調べていること
企業ホームページで調べていること
会社クチコミサイトで調べていること
会社クチコミサイトで調べていること
知りたいけれど、面接で聞きにくいこと
知りたいけれど、面接で聞きにくいこと

 人材採用・入社後活躍を支援するエン・ジャパンは、「企業研究」をテーマに実施したアンケート調査の結果を発表した。それによると、会社について面接で聞きづらいことの1位は「給与や年収」の質問だという。

 エン・ジャパンが運営する求人・転職支援サービス「エン転職」の利用者9435人に、企業を知る上で参考にしているものは何か尋ねたところ、「転職サイト」(84%)が最も多く、「企業ホームページ」(70%)、「会社口コミサイト」(38%)が続いた。

 それぞれでどのような情報を調べているか聞くと、いずれも「仕事内容」が最も多く、これに「給与や年収」と「勤務地」を加えたトップ3が共通している。

 このほか、「転職サイト」と「会社口コミサイト」では「休日休暇」「勤務時間」を含む各種条件や「福利厚生」についてチェックする傾向が高く、「企業ホームページ」では「経営者の人柄・考え」「会社のビジョン」といった企業理解を深めるための利用が目立った。

 知りたいけれど、面接で企業に聞きにくいことがあるか尋ねると、半数(50%)が「給与や年収」を挙げ、次いで「有休の取りやすさ」(43%)、「残業の有無」(30%)、「休日休暇」(27%)、「職場の雰囲気」(20%)が続いた。

 「給与や年収」について質問しづらい理由としては、「給与を重要視して選んだと思われたくない」(25歳)、「面接官に悪い印象を与えてしまうのではないかと思うので」(34歳)などの意見が寄せられた。

 「有休の取りやすさ」について聞きにくい人は、「やる気がないと思われると、よく言われる」(28歳)、「働く前から休むことを考えていると見られるのが心配」(37歳)といった理由を挙げた。


■関連情報
・エン・ジャパンのWebサイト corp.en-japan.com/
・エン転職のWebサイト employment.en-japan.com/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント