初めて就職をする時に不安だったこと(年代別)
初めて就職をする時に不安だったこと(年代別)
社会人1年目へのアドバイス(年代別)
社会人1年目へのアドバイス(年代別)
社会人1年目にやっておきたかったこと(年代別)
社会人1年目にやっておきたかったこと(年代別)
25歳の時に印象深かったこと(年代別)
25歳の時に印象深かったこと(年代別)

 ファッション・コスメ業界に特化した人材会社iDA (アイ・ディ・アクセス)がまとめた女性の仕事に関する調査結果によると、30歳代働き女子は、社会人1年目のときに資格取得などさまざまなことをやっておきたかったと思っている。

 30歳―49歳の有職女性300人を対象に実施したアンケート調査で、初めて就職をする時に不安だったことを尋ねると、「人間関係」(71.7%)が1位、「仕事についていけるか、慣れるか」(60.0%)が2位と、この2つに回答が集中した。「人間関係」については30歳代(76.0%)の方が40歳代(67.3%)より気にしていた様子がうかがえる。

 社会人1年目の人へ人生の先輩としてアドバイスしたいことは、「もっと若いうちに努力した方が、ゆくゆくの財産になる」(34.0%)が最も多く、次いで「もっと気を楽に構えていい、人生は長い」(32.7%)、「もっと将来を考えてスキルを磨いた方がいい」(29.7%)が続いた。年代で差が著しかった意見として、「もっと遊んだ方がいい、身軽なうちにしか経験できないこともある」は40歳代の回答率が14.7%だったのに対し、30歳代は25.3%と約10ポイント高かった。

 自分自身が社会人1年目にやっておけばよかったと思うことの1位は「資格を取得すればよかった」(38.7%)、2位は「お金を貯めていればよかった」(31.0%)だった。逆に「もっと仕事関係の飲み会に参加すればよかった」(2.3%)は最も少なかった。30歳代は「仕事関係の飲み会に参加」を除いて軒並み「やっておけばよかったこと」が40歳代を上回った。

 25歳の時を振り返って印象深いことは何か聞くと、「特になし」(61.3%)との回答が最も多かった。その他では、「仕事」(16.7%)や「恋愛」(16.0%)が挙げられ、30歳代と40歳代であまり差は見られなかった。

■関連情報
・iDAのWebサイト www.ida-mode.com/

文/鈴木 英子=ニューズフロント