“人生100年時代” お金にも長生きしてもらおう

 第2部は山中さんと、マネックス証券のマネックス・ユニバーシティ長である大槻奈那さん、日経ウーマン前編集長の安原ゆかりによるスペシャルトーク・セッション。日経ウーマンオンラインで実施した「読者の貯蓄事情大公開」を紹介しながら、参加者からの質問に回答する形で進められた。

「投資の際にいくらまでの損失なら耐えられる?」といった質問が来場者にされるシーンもあり、和気あいあいとした雰囲気
「投資の際にいくらまでの損失なら耐えられる?」といった質問が来場者にされるシーンもあり、和気あいあいとした雰囲気

 日経ウーマンオンラインのアンケート「読者の貯蓄事情大公開」の平均貯蓄額は939万円、平均年収351万円のなかで、収入の3割を貯蓄や投資に回しているという状況。これからどう貯めていくかという質問では「投資」との回答が1位に。貯蓄や投資で増やしたお金の使い道としては、「老後の資金に充てる」と回答した読者は53.9%となった。

 この結果に対して山中さんは「人生100年時代ですから、自分らしく生きたいなという人は、お金に長生きしてもらいましょう。お金の心配がまったくない人以外はiDeCoの活用を。働き方や投資の目的などを考えて、iDeCoやつみたてNISAなどから、自分に合ったものを選んだり組み合わせたりして」とアドバイス。「投資をする際の情報収集の仕方を教えてください」という参加者からの質問には、「投資をして自分一人がお金持ちになってもつまらない。投資に興味のある友達をつくって、色んな人の意見を聞き、情報収集してみましょう」と語った。

貯蓄から資産形成の時代へ 2018年の動向は?

マネックス証券株式会社 マネックス・ユニバーシティ長 大槻 奈那さん
マネックス証券株式会社 マネックス・ユニバーシティ長 大槻 奈那さん
東京大学卒、ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得。複数の金融機関に勤務し、各種アナリスト・ランキングで上位を維持。名古屋商科大学教授を兼務。2016年1月より現職

 大槻さんの所属するマネックス証券では、2019年頃までに日経平均株価が3割ほど上昇し、3万円に達すると予想。「株式市場は、企業がどれだけ利益を出しているかが指標になり、リスク要因によってそれがブレる。2018年はリスク要因が例年ほど見当たらないため、積極的になって一歩踏み出すのに適している年」と大槻さん。

 10年後、20年後にどんな生活を送りたいかを考えて逆算し、「貯める」「使う」「投資する」のバランスを見極めたいところだ。


●マネックス証券のiDeCoは、証券総合取引口座の開設がなくても申込みできますが、加入者資格条件を満たしている必要があります。確定拠出年金は加入者が自己責任で運用する年金制度です。運用成績によって、年金資産額が掛金や移換金の総額を下回る場合があります。運用の実績が将来の年金額に反映されます。将来の年金受給額は定まっていません。掛金は60歳まで引き出すことができず、中途での解約・引き出しは原則できません。事務費等の手数料は加入者が負担します。●投資信託は、主に値動きのある有価証券、商品、不動産等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた有価証券、商品、不動産等の値動き等(組入商品が外貨建てである場合には為替相場の変動を含む)の影響により上下するため、これにより元本損失が生じることがあります。投資信託は、投資元本および分配金の保証された商品ではありません。お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「目論見書補完書面」「投資信託説明書(交付目論見書)」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。●NISA口座(つみたてNISA含む)は同一年(1月~12月)において、1人1口座(1金融機関)までの開設となります。NISA口座は金融機関変更が可能ですが、その年の買付けが既に行われている場合、金融機関変更はできません。また、NISA口座の残高を他金融機関へ移管することはできません。・NISA、つみたてNISAは選択制であり、同一年に両方の適用を受けることはできません。・ジュニアNISA口座および課税未成年者口座の開設には、親権者様(法定代理人)および未成年者ご本人様の証券総合取引口座の開設が必要です。マネックス証券では、当該親権者様のみがジュニアNISA口座および課税未成年者口座における運用管理者となることが可能です。
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