<答えは…>

◆第1問

正解は、「B:有効」です。

遺言書をうっかり開けてしまった場合にも、内容は有効のままです。ただし開けてしまった本人には5万円以下の過料が課せられます。遺言書がある場合には、必ず家庭裁判所で開封、検認をしてもらいましょう。

◆第2問

正解は、「B:かからない」です。

宝くじは非課税対象となるため、当選金には税金がかかりません。これで安心して宝くじを買えると思ったあなたは、今年こそ一攫千金を目指してみてはいかがでしょうか。

◆第3問

正解は、「B:個人間の借金は、10年間で時効となる。」です。

返済期日を決めている際にはその日の翌日から10年間、返済期日はなくても一部のお金を返済している場合には最後に返済した日から10年間など、その起算方法はシチュエーションによって異なります。個人間の借金の場合では民法上、10年で時効成立となります。

また消費者金融との取引など、商取引による借金では、商法上、5年で時効成立となります。口約束のみの場合でも契約は成立となりますが、最終手段としての法の力を借りる場合には借用書は重要な存在となります。

◆第4問

正解は、「B:2週間前」です。

一般的な企業では、就業規則上1カ月前までの届け出を必要とする場合が多いですが、民法上では2週間前で退職が可能です。また、企業側には引き留めるなどの拘束力はありません。ただし、お世話になった会社を辞める際には円満に終わりたいもの。引き継ぎなどを考えると、慎重に退職時期は決めたいものです。

◆第5問

正解は、「B:1年未満」です。

新築物件とは、建物が完成してから1年未満で、人が居住したことのない物件のことを指します。たとえ建物完成後1年未満でも、一度でも入居者が存在した場合には新築という表記はできません。また、入居者が一度もいない状況で1年以上経った場合も新築物件ではありません。



 法律編いかがでしたでしょうか?法律は難しいイメージが先行しやすいですが、実は身近な問題を解くヒントになります。この問題に興味を持ったあなたは、「社会保険労務士」「司法書士」「行政書士」の資格取得をお勧めします。